安心安全への取り組み〜誤進入が多いETC専用料金所で注意喚起する機能を提供します
こんにちは。Yahoo!カーナビです。
Yahoo!カーナビは、首都高速道路株式会社(以下、首都高速道路)と連携して、「ETC専用料金所」のうち誤進入が多い6カ所で注意喚起を行う機能を提供します。該当の料金所を含むルートのナビ開始時や、料金所手前で音声による注意喚起を行うことで、ETC非搭載車の誤進入を防止し、安全で安心な運転をサポートします。
対象となるETC専用料金所
霞が関(内・外)
代官町
木場
浦和南
新山下(上)
磯子
取り組みの背景
国土交通省の資料によると、ETCの利用率は年々増加しており、現在9割以上の自動車が利用しています。こうした背景を受け、国土交通省および高速道路会社6社は、高速道路料金所のキャッシュレス化、タッチレス化を推進する「ETC専用化」の概ねの完成を目指すとしています。
一方で、日本の自動車保有車両数は約8,000万台とされていますが、9割以上の利用率があるといえ、ETCを搭載していないドライバーもまだ多くいるようです。
首都高速道路によると、「ETC専用化」の運用開始後、ETCカードを付帯していない車の誤進入や後退が見られており、それに対しては、さまざまな注意喚起施策が行われているとのことです。また、同社が運営する「ETC専用料金所」のうち、今回対象となる当該6カ所については、誤進入による後退が他の料金所と比較して多く見られるとのことです。Yahoo!カーナビは、みなさまのより安全安心な運転をサポートしたいという思いから、首都高速道路と連携して今回の機能を提供します。
料金所の手前で音声による注意喚起
本機能では、該当の6カ所のETC専用料金所を含むルートを検索すると、ナビゲーションの開始時と、料金所の手前で音声による注意喚起を行います。これにより自身が通過するルート上に当該料金所があることを事前に把握できるので、ETCの差し忘れや誤進入の防止に役立ちます。
これは一例ですが、「代官町」では、首都高入口に向かう車線に紫色の誘導線も引かれているものの、誤進入が見受けられます。このことから 、Yahoo!カーナビでは着色箇所より前のタイミングで注意喚起を行います。
※注意喚起を行う地点が右左折など他の発話タイミングと被った際には発話されないケースもあります
Yahoo!カーナビの安心安全への取り組み
Yahoo!カーナビでは、2022年に、ETC専用料金所を回避するルートも選択可能にすることで、ETC非搭載車の誤進入の防止に努めてきました。
また、安全運転につながる「スピード注意情報」、安全運転度合いなどを表示することで、継続的な安全運転を促す「ドライブ記録」などの提供により、みなさまの安心安全をサポートしてまいりました。
今後もYahoo!カーナビは、より安全な運転に貢献できるサービスを目指して機能を改善してまいります。