精霊と真力
これは、まだこの大地ができる前のお話。
太陽から炎の真力が生まれたところから始まりました。
太陽から飛び出した炎の真力は宇宙の寒さで表面が固まり、そこに地の真力が宿りました。
地の真力は炎の熱さで汗をかき、そこに水の真力が宿りました。
炎の真力が水の真力と挨拶がしたいと言いました。
地の真力がその為の隙間を作ると、水の真力が炎の真力の熱さで少し蒸発してしまいました。
そして、その衝撃で風の真力が生まれました。
こうして真力の溢れるひとつの星になると、光と闇の真力も生まれ、朝と夜ができました。
そこに宿った生命に感化され自我を持つ真力の集まりを精霊と呼ぶようになった。
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