個人的に気になったニュース10選[09/05〜09/11]
❶東京五輪・パラ赤字不可避 都や国、補填巡り協議へ
オリンピックの楽しかった宴も終わり、請求書が回ってくる段階になったようですね。チケット収入900億円が喪失とのことですが、全体では7200億円の収入があったということなので、全体の12%程度にすぎません。それよりも、支出総額が1兆6000億もあるほうが問題では?
❷中国、国家統制強まる よぎる「文革」の記憶
ここ最近、中国は急速に思想統制など、独裁体制を加速させています。その背景にあるのはなんなのでしょうか? やはり、成長が頭打ちになり、国家体制が崩壊してしまうことを恐れているんでしょうかね。いずれにしても、この動きが加速すれば、どの国も対岸の火事ではいられないはずです。
❸欧州、試されるEV転換
日本ではまだまだEVシフトは限定的ですが、欧州ではもう既定路線になりつつありますね。ガソリン車ばかり作ってきた老舗メーカーがEVばかり作るような時代になると、なんだかイメージも変わってしまいますが。
❹キャッシュレス、海外勢交え乱戦
米決済大手のペイパルがペイディ買収。ペイパルってアメリカではわりとポピュラーですが、日本ではそうでもないですね。いま、PayPayをはじめたとしたQRコード決済は普及しつつありますが、後払いに対応した機能はまだないので、これからの分野かも? クレカの代替といったイメージでしょうか。
❺対コロナ、闘い明け暮れた 首相「解散も想定した」
世間の評価はいまはさんざんですが、結果だけをみたら日本は諸外国よりも死者も少なく、そのわりにワクチン確保も進んでいて、リーダーとして評価されるべき点は多いと思いますけどね。どうしても、わかりやすいので表面的な面だけ注目されがちですが。政治的な功労は、のちの世で評価されるのでしょうか。
❻AIでの採用は時期尚早
ウーバー利用者による、「乗客の」評価を採用のスコアに採用するという一見すると画期的なアイデアが、うまく機能しない場面もある、と。最近、フリマアプリなどでも出品者の「評価」が重視される傾向にあったり、ネットを通じてその人の信用度をスコア化する動きがありますが、そうしたアルゴリズムが必ずしもその人の信頼性を表しているわけではない、と。当然、そういったものを評価する動きがあれば、それをハックする人も出てくるわけで、永遠のいたちごっこですね。
❼車検にCASEの壁 人材難/価格競争/新制度
人材難と競争の激化、それに加えて新しい技術の普及により、車検業界は厳しい状況だということです。これ、EVシフトが進んでいっても、既存の車検業者が引き続き請け負うことになるんですかね?
❽ファミマ、無人店1000店 通常の品数維持
ファミマが無人店の分野に進出。東京でも、ファミマではありませんが、実験的な無人コンビニを見かけるようになりました。とはいっても、商品補充などをするスタッフがいるので、完全に無人というわけではないのでしょう。今後はこれが普通になっていくんでしょうか。変な言い方ですが、「最悪、コンビニのバイトで食っていく」のも難しくなりますね。
❾トヨタ、来月4割減産
ちょっと前にも減産を発表していたトヨタが、来月もまた継続するとのこと。先の見えないコロナ禍と半導体不足で、業績が好調なトヨタも、一寸先はわかりませんね。
➓ネトフリ、アニメ人材争奪で攻勢 都内に制作拠点
日本では低賃金・長時間労働が問題になっているアニメ制作業界ですが、「黒船」であるネットフリックスが人材を囲い込むような動きを見せています。もちろん、アニメーターにとっては作品作りをすることが目的なので、こうした動きは歓迎でしょう。まだ、アニメの制作そのものというよりは、ビジュアルボードなどを制作するためのスタジオのようですが、今後はネットフリックス制作のアニメも増えていくんでしょうね。
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