個人的に気になったニュース10選[08/15〜08/21]
❶「シャインマスカット」 中韓の生産、日本上回る
日本のブランド農林水産品が中韓に「盗まれた」という話。日本のフルーツって、海外のものと比較しても圧倒的に味がちがったりして、実はそれなりに競争優位があるんですよね。農家保護の観点から、法律を厳しくすることも大切だとは思いますが、実効性は確かに疑問ですね。そもそも栽培方法とかもそれほど難しくなく、パクられても同じ品質のものができる、という認識でいいんですかね?
❷テロとの戦い、振り出し タリバンがアフガンを制圧
タリバンのアフガン制圧、そして米軍の撤退。「振り出し」と簡単に表現できるほどの事象ではないですが、それ以外に表現のしようがありません。間違いなく、米国が覇権を失った、という歴史的な転換点になるでしょうね。
❸デジタル通貨 中銀動く1 人民元の野望、五輪から
何かと話題の「デジタル人民元」ですが、決済機能だけをみたら、既存のQRコード決済と変わりません。どういうことを最終的に狙っているのか、不明な点も多いですが、おそらく、新興国での通貨に採用される未来を描いているのではないでしょうか。いまでも、自国通貨に加えてドルが一般的に流通している国は多いので、そういう国に対して、オリンピックの機会を使って売り込みをかけるんでしょうね。
❹変異ウイルス 首都圏、95%がデルタ型
デルタ型が入ってきた当初はいろいろと話題になりましたが、いま首都圏を中心に、全国的に猛威をふるっているのはほぼデルタ型なんですね。この後も、さらに変異を続けていくのでしょうか……。ワクチンの有効性も気になりますね。
❺アフガン 米国時代の終焉
しばらくはアフガン情勢は激動が続くので、どうなるか動性に注目ですね。とりあえず、タリバンが掌握した新政府を国際社会が国家として認定するかというポイントがありますが、タリバンが国際法を順守するかどうかというのがひとつの焦点になるでしょうね。イスラム法をベースとした統治を本当に望んでいるのならば、世界からは孤立するでしょう。
❻印モバイル決済、外資と顧客争奪
日本のPayPayにも技術支援しているインドのPaytmが年内の上場を検討。インドでは、高額紙幣が廃止されたこともあり、コロナ禍も手伝ってスマホ決済市場が急拡大しているのだとか。しかしそれでも、機能面で目立った差別化が難しい以上、規模で勝負するしかないんですかね。
❼家のしつけ法律化
中国では深刻な少子化問題が表面化しつつあり、その背景には教育費の高騰が影響している模様。その対策として、家庭内の教育問題に国家が関与しはじめた、と。中国共産党って、大躍進政策の時代から変わらず、問題の原因を特定すると、ダイレクトに力技で問題を解決しようとしますね。それによっていろんな弊害が生まれるわけですが。
❽オンライン初診ほぼゼロ
オンライン診療、足元ではほぼ普及していないという実態が明らかになりましたが、医療のこの先を考えれば、普及が必須な分野であると言えます。「得られる情報が少ない」という医師側の声に関しては、素人考えではありますが計測用具やセンサーを事前送付して用いるなどで対応できないものでしょうか?
❾海の生物から石油代替
石油そのものを合成できるプランクトンが発見されたそうです。まだ研究段階につき、市場で通用するレベルまで進むためには相応の時間がかかりそうですが、これが実用化すればエネルギー問題解決の一手にはなりますね。しかし、カーボン・ニュートラルの観点からいえば、石油燃料である以上、その解決の一助にはなりません。
➓スマホ決済、消耗戦限界
これまで無課金でしのいできたPayPay初の課金。もちろん、店側に対するものなので、ユーザに対しての影響はありませんが。しかしそれでも、クレジットカード手数料の半分以下と、控えめな数字ではあります。
サポート費用は、小説 エッセイの資料代に充てます。