個人的に気になったニュース[11/07〜11/13]
❶ミサイル防衛、重層性なく
ミサイル迎撃が技術的に困難である、というのを政府が認めたという話。中世からの白兵戦ならいざ知らず、軍事技術が高度化するにつれ、もはや「先手必勝」の字の如くになってきましたね。まあ、軍事界隈ではとっくに認識されていたこととは思いますが。
❷ソフトバンクG、最終赤字3979億円 7~9月
前回、2兆円もの純利を出しながらも、うわついたコメントをしていなかったのは、こういったことを予期していたからかもしれませんね。いまのこの逆風は、そのまま中国企業が市場でシュリンクしていることがモロに響いているんでしょう。
❸韓国、23年ぶり完成車工場
23年ぶりに韓国に完成車工場ができたとのこと。現代自動車は賃上げのストが頻繁に行われたため、構造的に労働組合が及ばない下請けにまわす必要がある、と。また、EV化が進んできたら、このようにほとんど知らない企業がどんどん出てくるかもしれませんね。
❹デジタル診察 新興に知恵
デジタル診療というと、遠隔診療のことが思い浮かびますが、そもそもの診療の精度を担保する意味でも、AIのサポートを受けながら診断するというのがスタンダードになりつつあるんですね。
❺トリドール、事業益40億円
丸亀のうどん弁当、よく食べてます。やっぱり、持ち帰り需要に応えられるかが明暗を分けたような気がしますが、「持ち帰りやすい」うどんがメイン商品だったのはたまたまですかね。コロナ禍は、同じ業態でも紙一重で明暗が分かれることが多い気がします。
❻GE、専業シフトで生き残り 複合企業に限界
東芝だけではなく、米GEも会社の分割を検討しているとのこと。不採算部門をドル箱事業で救済する、というのが複合企業のあり方でしたが、それによって成長が阻まれている現状がある、ということですかね。しかし、それでは不採算部門として独立させられた会社はどうなるのか? とも思いますが。
❼がん10年生存率58.9%
10年後生存率ががんの部位によって異なっているのは、より見つかりにくい臓器だとステージが進んでしまうからですかね? いずれにせよ、いつかがんを克服する日はくるんでしょうか。
❽気候変動「どう教えれば…」 悩む教員、ノウハウ足りず
気候変動問題は経済や資源など、多くの問題と複雑に絡み合っているので、なかなか教えるのは難しそうですね。また、現在直面している問題でもあるので、教えたことが本当に正しいことなのか? も担保できない。でも、リモート授業をさらに活用して、専門家の講義を受ける機会が増えたりするといいですね。
❾中国「独身の日」国産躍進 海外勢、存在感薄まる
前々から思ってましたが、もはや「独身の日」でもなんでもないので、ネーミングを変更したらどうですかね。相変わらずアリババは盛況だったようですが、当局の意向で、規模感を示すアナウンスは控えめだった様子。また、国産のメーカーが台頭してきているとのことです。まあ、これだけ売り上げがあれば自国産業も育ちますね。
➓鉄道12社、最終黒字転換 18社の今期
鉄道需要は相変わらずシュリンクしているものの、物流や不動産事業で黒字転換している会社もある様子。しかし、鉄道事業単体で利益が出るような時代は当面は来そうにありませんね。
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