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個人的に気になったニュース10選[08/22〜08/28]

❶成長神話の先に(1) 人類史、迫る初の減少 

世界人類は2064年をピークに、下降していく見通しとのこと。もちろん、永遠に増え続けるはずがなく、いつかはくることなので、特別な驚きはありませんが、人口が増えることを前提にしたシステムは修正を迫られるでしょうね。ついほんのちょっと前まで、人権も機能せず、医療も未発達で、人がどんどん死んでいた時代と比べると、それだけ人々が長生きするだけの文明を築けてきた証拠だと思います。

❷再生エネ導入に最大75%補助

再生可能エネルギー導入事業に最大75%の補助をするとのこと。もちろん、カーボンニュートラルを目指す上ではそういったサポートは必要だと思いますが、補助を前提に成立している事業に未来はあるのか? と思います。

❸セブン、全国で宅配参入

コンビニの出店攻勢も頭打ちとなり、コロナで減収にも見舞われたということで、次に注力する分野は宅配なんですかね。確かに合理的ではあるものの、ただでさえ多岐にわたる店舗業務が、宅配の普及によってさらにオーナー負荷がかかることも予想され、本当に合意がとれているのかは疑問です。むしろ、この時代、「機能を店舗に集約させる」という選択肢があってもいいのでは、と思ってます。

❹みずほ障害、バックアップ欠陥

障害の連続が止まらないみずほ。ベンダー任せだとか、統合時に無理やりシステム統合したからだとか、原因については色々言われていますが、これだけ障害続きだとまともなエンジニアも「近寄りたくない」と思ってしまうのでは。やっぱり、トップがどれぐらい真剣にメスを入れるか、なんですかね……。

❺「元ファーウェイ」スマホ再浮上

中国のスマホ大手「華為」から独立した「オナー」が、華為の後ろ盾を失ってからも好調に推移しているとのこと。華為は米国から規制されているものの、オナーはその影響を現在のところ受けていないとのこと。しかし、影響力が大きくなるに従い、こちらも規制の対象となりうることが検討されているらしい。10年ほど前にiPhoneがでてきてから一気に広がったスマホ市場ですが、そのあまりの経済規模の大きさから、国家間の代理戦争の様相を呈していますね。

❻クック氏「記憶」残せるか アップル経営、「ジョブズ後」10年

ジョブズが去り、ティム・クックに経営が切り替わってから、アップルは飛躍的に業績を伸ばしたものの、魅力的なプロダクトが目白押しかというとそうでもなく、ある意味ではアップルの製品群はジョブズ時代に「完成」していたとも言えますね。企業価値を高め続けたのは事実ですが、それだけではいまの時代、頭打ちになると見られるのも事実です。

❼タリバン、最新兵器を入手 無人機やヘリ、暗視装備

米国が撤退したあと、使用していた最新兵器がタリバンの手中にある、と。これだと、米国民の税金を使ってテロリストに武器を供与していることにもなるわけで、国際的には今後、どのように評価されるんですかね。また、国としても専門的な人材が不足しており、ただでさえ石油のでない中東の国が、今後どうなっていくのかも疑問です。

❽激安「業務スーパー」時価総額1兆円に

主婦層を中心にファンの多い業務スーパーですが、業界では昔からけっこう有名な会社です。特に、海外からの買い付けなども積極的に行なっていて、小売が本来やるべき守備範囲を超えて活動している印象です。しかし、時価総額で良品計画やマクドナルドを上回ったのは驚き。

❾日本の抑止力(中)離島防衛、機動力向上急ぐ

対中国の軍事を考えるときに、焦点となるのが離島防衛だ、とのことです。ここを抑えられるとなかなか奪還が難しいが、日本は離島に囲まれており、防衛体制をつくるのも大変ですね。しかしそれにしても、ちょっと前までは北朝鮮のコマンドに制圧される、というストーリーがフィクションでも現実味があったのに、いまは仮想敵国が普通に中国なんですね……。

➓中国、3年前から減少

中国の人口は、公式発表よりも大幅に少なく、3年前から減少に転じていて、すでにインドよりも人口が少なくなっている、とする研究者。教育費の高騰などによって、いつかは人口は頭打ちになるはずで、先進国を目指す上では必ずぶつかる障壁ですね。


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