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ビッグマックが教えてくれる?日本人が学ぶべきマネーリテラシー。

こんにちは、モスよりマック派の馬込です。
 
皆様、
マクドナルドのビッグマックはご存じですよね?
 
今、
日本で販売されているビッグマックは、
410円(2022年10月1日現在)です。
 
このビックマックですが、
ご存じの通り、
世界中どこでも販売されていますが、
日本のビッグマックは、
世界の基準と比べると、
かなり安いといことをご存じでしたか?
 
さらに、
約20年前、
2000年のビックマックの価格は、
なんと300円。
 
今よりも安かったというのは驚きです。
 
では、
このビッグマック、
本場アメリカではいくらなのでしょうか?
 
なんと、
5.15ドル(2022年7月)
日本円にすると約740円(1ドル=144円)
 
日本の倍以上の金額!!
 
2000年のアメリカでの価格が、
約250円ですので、
なんと3倍以上も値上げされているんですね。
 
驚くべきこの事実を、
アメリカの人たちはどう考えているのでしょうか?

 日本人とアメリカ人の視点の違い


 実は、
このビッグマックの価格の違い、
価格の推移をみると、
私たちが見習うべき、
世界の金融リテラシーについて学ぶことができます。
 
詳しく紐解いていくために、
金融庁から公表されているデータを見てみましょう。
 

日本銀行調査統計局「資金循環の日米欧比較(2020年)」をもとに作成

これは、
家計内の金融資産を、
どの資産にどれくらい置いているのか?
がわかる資料です。
 
日本とアメリカを比較していますが、
ここで注目すべきは、
アメリカ人の資産の約半分が、
株式・投資信託だという点です。
 
これは、
モノの値段に対応できる金融資産は、
経済成長に連動して成長する「株式」だけ
ということを、
アメリカ人はよくわかっていると、
紐解くことができます。
 
この感覚は、
日本人には、
なかなか持てないかもしれません。
 
日本人を見てみると、
「現金・預金」の割合が大きいですね。
 
日本人に、
何が安心で「現金・預金」に、
多くを預けているか?
 
と聞くと、
「減らないから」
と答えるそうです。
 
なるほど、
100万円預けておけば、
10年後も100万円ですもんね。
 
同じ質問を、
アメリカ人にもします。
 
何が安心で「株式・投資信託」
に多くを預けているか?
 
その答えは、
「減らないから」
だそうです。
 
??
 
日本人とアメリカ人、
「減らないから」
という同じ理由で、
預けるお金の場所が違うというのは、
一体どういうことでしょうか?
 
そのからくりはこうです。
 
日本人は、
額面の金額が変わらないことに、
安心感を持っているのです。
 
10年経っても、
100万円は100万円ということですね。
 
一方アメリカ人は、
お金で買えるモノやサービスが変わらない、
ということに安心感を持っているといえます。
 
分かりやすく言うと、
アメリカはモノの値段が上がり続けているという環境が
常にあります。
 
そのため、
お金もその経済成長によって、
増えて当たり前という感覚なんですね。
 
この感覚は、
子供のころから受けている、
金銭教育によるものでしょう。
 

アメリカ人の金融教育と日本人の金融教育

 
金融先進国の中で、
子供のころからの金銭教育がないのは、
日本だけという事実はご存じでしたか?
 
アメリカなどでは、
小学校から金銭教育が行われるのは、
ごくごく普通のことのようです。
 
どのようなことを学ぶのか、
少し紹介すると、
アメリカの金銭教育で大切にしているのは、
「パーソナルファイナンス」
個人のお金の計画や管理に対する考えだそうです。
 
家庭にあるお金で、
しばらく使う予定のないお金に関して、
どんな状態にしておけば効率的か?
 
現金・預金で持っている場合と、
株式や投資信託によって運用するのでは、
どちらが有利か?
 
それにはどんなリスクがあるのか?
 
これらを学んだうえで、
自分なりの考えをもって、
お金を動かせる知識を学んでいくそうです。
 
日本では、
社会人になっても教えてもらえない内容ですよね。
 
そして、
自分なりのお金の計画をどうするのか、
どんな情報を集めればいいのかを判断する、
情報リテラシーについての学習もあるそうです。
 
家庭におけるお金の教育もきっちりとされていて、
お小遣いの使い方、
貯め方にしても、しっかり教えるようです。
 
例えば、
「クリスマスまでにゲーム機が欲しい」
と子供が言うと、
逆算して、
それでは毎月いくらを貯金すべきかを話し合います。
 
面白いのは、
お小遣いは毎月決まった金額が、
無条件にもらえるわけではないということです。
 
それまでにどんなお手伝いや勉強などを頑張るか、
約束をするそうです。
 
子供の時から実力主義なんですね。
 
私が子供のころは、
もらったお小遣いは、
無駄遣いせず、余ったら貯金箱へと教えられました。
 
アメリカではきっと、
目的もなくお金を貯めるのはNGですよね。
 
貯めることを目的にはせず、
いつまでにいくら、
なんのために使うかを決めて、
いくらずつ貯めていくかを決めるのでしょう。
 
何事にも大切な
「目標設定」
が生活の一部になっているのですね。
 

目標が変わることは当たり前


この目標設定についても、
大切なことを教えていくそうです。
それは、
「目標は変わる」ということ。
 
例えば、
1万円のゲーム機を買うために、
毎月〇円ずつ、1年間貯めるとしましょう。
 
いざ1年後、
そのゲーム機が価格改定によって、
1万1000円になっていたら?
 
物価上昇が常に起こっているアメリカでは、
モノの値段=目標は常に動くということも、
同時に教えるのです。
 
ですので、
お金の貯め方も、
私たちが子供のころに教えてもらったものとは、
ちょっと違うことを教えます。
 
詳しくはまた別の機会にお伝えしますが、
お金の増やし方は大きく2つしかありません。
 
「確実に少しずつ増えるもの」
「不確定だが大きく増えるもの」
 
これが、
お金をどこに預けるべきか?
という考えにつながります。
 
確実だが少しずつ増えるのは「預金」
不確定だが大きく増えるものは「株式」
ですので、
お金は増やすもの、
という考えが根底にあるアメリカ人は、
おのずと、
「株式」にお金を預ける割合が大きくなります。
 
金融庁が公表したデータの結果は、
このような子供のころからの教育によって、
できた結果なんですね。
 
資産運用が私たちの生活にも、
必ず必要になってきます。
 
すぐには無理だとしても、
こういう考えをもって、
生活すること、
自分のお金の預け先を考え直すことは、
今からでも遅くありません。
 
「お金は増やすもの」
そのためにやるべきことは何か?
をしっかり学んでいくことがとても大切になります。

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