2020.01.11.21:18 罪悪感と責任感の話

今日はとても良い天気だった。普通に晴れている日という意味ではなく、空模様や気候が良かった。
朝から空気は澄んでいて日中の陽なたはあたたかく、夕暮れの空は冬らしいグラデーションをしていて、月が明るい。
もしかしたらたまたまタイミングよく、朝の陽射しやきれいな夕焼けや登りたての大きな月が私の目に入っただけで、こんな日はもっと何度もあったのかもしれない。

最近少し悩みを抱えている。
自分はいま決して良いとは言えない状況だと自覚はしているのに、どうしたらそれが良くなるのか全くつかめない。だから悩みを人に相談するにも難しくて、気持ちはどんどん下を向くし体調も悪くなる。
このままじゃやばい!と思い、とにかく一人で思い詰めるのをやめて、ぐちゃぐちゃでも人に話した。

頭の中で考えていた言葉を人に向けて声に出してみると、時々自分が口にしようとした言葉がひっかかるときがあると気づく。多分そういう時の言葉はどこかで本心と違っている。
私は人と比べて、ひときわ自己欺瞞に陥りやすいという自覚があって、小さなひっかかりにはとくに敏感にならないと本当に危ないなと思う。

その感覚を足がかりに自分の気持ちを整理してみたら、どうやら私が感じている気持ちの中身は「罪悪感」だということがわかった。
これがわかっただけでもとても大きい。
自分の気持ちが上に向く状況を作れれば、きっとだいたいのことは乗り越えられるし戦える。希望が見えてきた。

悩みや不安を抱えている時は、その原因となった出来事を明らかにすることより、まずは自分の気持ちの中身を具体的にすることを優先した方がいいのかもしれない。

さらに、何人かと話してみて、その「罪悪感」を感じる原因は環境にもあれど、必要以上に重く捉えてきたのは私自身だとわかってきた。
わりとみんな思ったよりも、自分に降りかかる責任を選択して生きている。身をかわして自分を守る術も、キャッチボールのように軽やかに責任を渡し合う術も、それを全うするための時間の使い方も心得ている。
私はこれがとっても苦手なんだ。
全部自分のせいだと感じて、責任を拡大解釈してしまうのは、ある意味とても自分勝手だし自意識過剰で恥ずかしい。

これがわかっても解決には直結しないとわかっているけど、どうしてみんなそんなに上手なのか気になる。どうして…?

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