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「やぐら」の好きなアニメについて書いてみる

高校生くらいのときからアニメをよく観ていたのですが、好きなアニメにはけっこう影響を受けてしまっています。特に多感な時期だったからか、アニメには強く人格形成に影響を受けている気がします。

自己紹介の欄に好きなアニメを書いていたのですが、これもまた映画同様に書ききれないので、ここに好きな作品を書き連ねたいと思います。

『新世紀エヴァンゲリオン』

高校の3年間はエヴァのことを考えるのに費やしていた気がします。

いわゆる考察厨的なところがあったので、この作品の意味、場面の描写の意味を考え続け、庵野監督が何を考えているのかを想像していました。最終的にはこの行為が無意味だとわかり、エヴァは自分の身体のなかに消化されていきました。(自分の考察のベースは「ループ」でした。)

TVシリーズと旧劇場版が好きですが、新劇場版Qも好きです。『巨神兵東京に現わる』も個人的には欠かせません。『シン・ゴジラ』もエヴァを観ていく上では欠かせません。’’人類以外の可能性’’というテーマを考え続けたいですね。

『攻殻機動隊』

これは主に押井守監督の劇場版2作品、神山健治監督のアニメシリーズ、劇場版が好きです。もちろん原作も読んでます。

人の可能性、生物の限界を考えさせられた作品ですね。

個を区別するものが一体何なのか。身体的特徴が判別に使えなくなったとき、どうやってあなたをあなたと見分ければよいのか。

押井守版で固く問いかけられた問題に対し、神山版では少しづつ噛み砕かれ、わかりやすくなっているのが特徴ですね。細かな設定やストーリーは違いますが、最終的な問いかけは押井版と神山版で共通していると思っています。

『東のエデン』

初めて男に惚れました。こんな男になりたいと思いました。

滝沢朗という男がなぜこんなに魅力的なのか、自分もこんな人間にならなくてはいけないと衝撃を受けたことを覚えています。なれたかな。

神山健治監督の作品ですね。羽海野チカ先生のキャラデザインがとても可愛かったです。

100億円でこの国を救えと言われたら何をするか。

選ばれた10人の人間たちはどのように日本を変えようとするのか。解釈や思想の違うそれぞれが、互いにぶつかりながらも行動していくストーリーは手に汗握りました。

『千年女優』

劇場公開作品のアニメですね。今敏監督の作品。

たしか今敏監督を知ったのは『パプリカ』からだったと思います。そこから平沢進を好きになったのですが、それはまた別のお話。

『パプリカ』の次にこの作品を観ました。その後監督作品は『妄想代理人』を含めすべて観ましたが、やっぱり『千年女優』が一番好きです。

惚れた男性をひたすらに追い続ける姿、それはもはや狂気すら感じるほどの想い。そして最後のセリフ。’’女性’’について自分のなかに今までになかった印象が与えられました。

『リック・アンド・モーティ』

これまで挙げた作品とは系統が全然ちがいますが、これもすごく好きな作品です。

天才科学者のリックとひよわな孫のモーティの冒険アニメですが、大人向けのアニメなのでグロかったり、ちょっとアダルティなシーンもあります。

リックの天才ゆえの孤独や思想、家族の愛し方がわからない姿をみて、共感とは少し違うようななんとも言えないグッと心を掴まれる瞬間があります。

パッと見『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なのですが、現代的な子供達や家族観、どこか皮肉めいた作風は、やはり大人向けだなと感じさせられます。


以上が特に挙げたい好きなアニメ作品でした!

もちろん他にも「キルラキル」とか好きな作品はあるのですが、特に影響を受けた作品をピックアップしました。

最近アニメを観る機会が減ってきているので、またいろいろなアニメを観てみたいと思いました。

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