#092. 七組一組
予報は33℃。
十分に暑いがその日の予報は曇り。確かにその通りだった。夕方、多少はマシだろうと外に出たが十分に暑かった。
ちょっと遠めのスーパーへ。その帰り道である。
10mくらい先の路地から初老の男性と小型犬。進行方向は同じ。30秒ほどだが犬の尻尾を眺めて歩いた。
男性が右に曲がる。
私も右に曲がる。
と。
前方約50mってところか。ずらりと、道幅いっぱいに、人+犬。思わず数えた。7人+7匹。7人とも女性。年齢層は高め。平均すると中年。犬種はバラバラ。大小さまざま。
交通量の少ない道である。2車線くらい。そこに見事に横並び。西部警察か。いや、見たことないけど。なにかの力学があるのか。まぁいいか。
7+7はこちらへ向かってくる。
数秒後、1+1と7+7が最接近。
7匹の犬たちが1匹を囲む。
それに引かれて7人も1人を囲む。
なんというスムーズな連携か。
和やかに盛り上がる8+8の横をそそくさとすり抜けましたとさ。
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