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やはりあの人は化け物なのだろう

むかしむかし。

相方とマンガの話をしていた。
自然、好きな作品の話になる。

私がある作品を挙げた。
相方は知らないと応えた。

それもそのはず。
発表されたばかりだったので。


本も読んだがマンガも読んだ。

いまでも色々読み散らかしているが、
未だにこの作品を超えるものは見つからない。

万人受けはしないかもしれないが、
個人的にはど真ん中ストライクだった。

まぁ、後半が少しダレたので
多少の減点はあるのだけど、ともかく。


手元にその雑誌があったので、見せた。

ら。

あれ、○○ちゃんのじゃん。

なぬ?


聞けば、高校時代の同級生で。

ちょっと待っててよ、で、
本棚から1冊もってきた。

ペンネームは違うが、
なるほど確かに同じ人だ。

なんてこった。

つまり、あれだ。

ちょいとお願いすれば、
サインか、会うくらいは可能なのか?


なんて妄想を走らせつつ。

その1冊を借りて読んでみたら、
なんか、ぜんぜん、駄目だった。

まぁ、そんなもんか。
初期の作品集だし。

ちなみに私のどストライクの作品は、売れた。
名前を出せば、ああ、あれか、くらいの規模で。

 ※ ここは妄想じゃないです。

そして、満を持しての次の作品は、
なんだか、切ないくらいイマイチだった。

 ※ 某NINJAではありません。

まぁ、そんなものか。


なんて話をすると。

最後はやはり、
高橋留美子は化け物だよね、に行き着く。

もちろん良い意味でだ。


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