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カメラの沼とその周辺

父も写真を撮っていた、らしい。

カメラを構える姿は記憶にない。

が、実家には、
その実績であるアルバムが山と積まれている。

父方の叔父も、母方の叔父も、
なんだかんだで写真を撮っている。

女衆は控えめのようだが、そういえば、
母方に一人、ごつい一眼レフ使いがいる。


兄は、どうやら沼の住人である。

いつの頃からか、ごついカメラバッグと
セットで見かけるようになった。

盆暮れ正月など、実家で見かけると、
ひとりで山や田畑を撮っている。

義姉や姪は呆れているようだ。
まぁ、そりゃそうだろう。


義弟も同様のようだ。

しかも仕事は某カメラ関係の企業だ。
ある意味、もう、駄目だろう。


母方の叔父。

この人はコレクターらしい。
古いカメラを集めている。

たまにお邪魔すると、
あれやこれやと見せてくれる。

歳を減ると、
呆れ顔は諦め顔になるらしい。


私は、片足の小指くらいである。

他に優先順位の高いものがある。

それが片付いたら、その後は、
まぁ、どうなっちゃうか知らんけど。


我が家の中1男子。

写真を撮りたいと言い出したのは
この4月頃だったと記憶している。

沼に魅入られたか。
それとも遺伝かなにかか。

だがしかし、
コロナと、この猛暑である。

いま手に入れても、
いろいろと虚しいぞ?

説明したら納得してくれた。


で、先日のこと。

8月に受験した数検の準2級。

しれっと合格していたので、
まぁ、いい機会か、ということで。

少し前まで使っていたコンデジを授けた。
ちょっと古いが入門機にはちょうどいい。


さて。

沼に、はまるか、はまらないか。


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