なにやら朝からしんみりした

制限されているからなのか。

それとも単に老けたのか。

ここ最近、何回か、
故郷の野山に思いを巡らせていた。

恐らく今頃は‥‥、と、
勝手に脳内でイメージができあがる。

そして勝手に懐かしがっている。

実際に行ってみたとして。

そのイメージと勝手に比べて、
残念がるのか、嬉しがるのか。

まぁ、どっちでもいいけど、
ともかく、今は実家に行くわけには行かない。

特にここ数日は感染者数が増えている。
これで何かが起きたら死んでも死にきれない。

野山だけ眺めて、実家に寄らない、
そんな選択肢も思いつくが。

近所ならともかく、
4～5時間かかるからなぁ。

それなら別のところに行くだろうし、
感染が怖いから、まぁ、いつも通りか。

ああ、あれか。

実家付近なら、
むかし撮った写真があるか。

（探す）

おお、懐かしい。

30万画素、640x480か。
粗いなー。

近所の山の神社への階段。白いのは手すり。
体育の授業で何度も上らされて恨みが募っている場所。

その先にある神社。
帰省すると高確率でとりあえずここへ行く。

近所‥‥でもないか。けっこう歩いたようで。
たぶんもう無いかな。なにぶん前世紀の写真なので。

双子の大樹。
もちろん空はもっと青く、田んぼはもっと緑色。

日当たりの悪い杉林。
春先は花粉が凄いことに。

杉林の中の小道。
写真右下は川なので転がり落ちると大変。

これも、近所とは言い難いが、ともかく。
手前で枯れているのは確か紫陽花のはず。

どこだろう？
どこでもいいか。