とりとりとり：ヤブとの戦い

とりあえず、鳥を追っては、みたものの。

これじゃ「とりとりとり」になりませんが、
まぁ、それはそれとして。

林を歩いていたら。

地鳴きが聞こえてくるわけです。
日本語では表現しようのない音が。

そして、耳を澄ますと、
まわりの藪がガサガサしてるわけです。

どういう料簡か、私の周囲５ｍくらいを、
あちこち、ちょこまかと、ガサガサと。

さては、挑戦であろうか？

なんてことは考えやしないのですが、
ともあれ、何者かを突き止め、写真も撮りたい、と。

どうやら２羽いるらしい。

地鳴きでコミュニケーションをとっているのか。
時期的にはオスとメスってことか。

それにしても、速い。
そして、藪の中。

撮れるのか？
いや、撮るのだ！

なんてのも後付けですが、
必死に追いかけるわけです。

画像ファイルのタイムスタンプから見当をつけるに、
どうやら１５分くらい追いかけていたようです。

瞬発力と集中力。
疲れました。

で、少しして、どうにか慣れてきたのか、
それともあちらが警戒レベルを下げたのか。

ようやく姿が見えるようになりました。

ウグイスっぽいな。

ほー、ほけきょ、は、さえずり。

地鳴きは、知らんけど、
いま聞いているのがそれなのか。

帰ったら調べてみよう。
というのはその時に考えました。

それはともかく、また少しして、
ようやくカメラで追えるようになりました。

保護色。

ほんと、動いてないと見つかりません。

そして、オートフォーカス、偉い！

それでもピンぼけは
それなりの数になりますけれど。

おとなしい相手なら
マニュアルフォーカスも使いますが。

小鳥は、無理。

短距離のジャンプはこんな感じで。

尻。

そして、ようやく、それらしい写真が。

ちなみに一度たりとも
ホケキョとは鳴いてくれませんでした。

まぁ、そりゃそうか。