昭和の風景 - 222文字

変な夢を見た。

なにやら営業の仕事をしていた。

ひと区切りついたらしい。
客先を辞して「よし！」と。

遠くを眺める。
真っ赤な夕日が目に染みた。

どーん！

唐突な爆発。

爆音が続く。
なにが起きた？

炎と煙の中に
巨大な影が見えた。

１０体くらいいる。

そしてなぜか即座に状況を把握する。

ウルトラマンと怪獣がバレーボールをしている。
その余波でビルが吹っ飛んでいる。

そうか、と、なぜか安堵した瞬間、
ゴジラのスパイクが決まった。

作品が違うだろ！

ツッコんだところで目が覚めた。