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スペシャル共演続き

11月の終わりは、毎年恒例、自家焙煎珈琲のお店、陽のあたる道でのライブ。
いつもは単独でのライブなのですが、この日はスペシャルゲストとして岐阜から青山雅彦さんをお招きしての開催。
本当は宮崎県からもう御一方、右近さんをお呼びするはずだったのですが、体調の都合で残念ながら欠席。
青山さんと2人での共演ライブとなりました。

店主ご夫妻は学生時代を京都で過ごしたという経歴の持ち主。
青山さんともその頃から繋がりがあり、この日は往年の京都フォーク連盟でのいろいろなことが話題になりました。
お客様もその頃を知る方が多くて、ちょっとした同窓会のような雰囲気。
私にとっては本でしか読んだことのない時代を、実際に経験してきた方々の話を直接聞けるというとっても貴重な機会となりました。

青山さんの歌とも繋がる自身で撮った写真を展示したり、その写真を葉書にしたものの販売もあったり。
ウクライナ国旗をイメージしたシフォンケーキも売られていたり、、、それぞれにメッセージがあり、濃い話をたくさん聞けた一日でした。


陽のあたる道にて

青山さんとは、実はちょっと違う音楽仲間からの繋がりでも顔見知り。
でもちゃんとご一緒するのは初めてでした。
端正で美しい音のギターと優しいトーンの歌はファンも多くて、間近で見ると特に、勉強になることがイッパイでした。

楽しかった!!
そして、やっぱり珈琲が美味しかったです。

翌週は松本へ。
前月の鼓土里(ことり)座に引き続き、よしだよしこさんとのスペシャル共演!
ちょっと贅沢をして、八ヶ岳で美味しいお蕎麦があると教わったり、
私はその上さらに、信玄餅ソフトクリームを食べたり、、、(笑)
良いお天気に恵まれて、美味しく楽しい道中でした。

翌週にソロ20周年の記念ライブを控えたよしこさんと、
12月生まれの私のために、ママがお揃いで帽子をプレゼントしてくれました!!
いつもいろいろ手助けしてくれる友人は、大きくて美しい、豪華なシフォンケーキをいくつも焼いてきてくれて感激しきり。
よしこさんと二人でろうそくの火を吹き消してからのライブとなりました。

早速、頂いた帽子を被ってペアルックで♪


マイシャトーにて

この日、私が自作の日本語で唄っている「You've got a friend」によしこさんがギターとコーラスをつけてくれました。
見違えるように違う雰囲気!!
なんだか突然、往年のアメリカンミュージックの風が吹くサウンドになって、嬉しいやら、ビックリするやら。
1本のギターとコーラスでこんなに変わるものなんだなぁ、と感嘆しました。

曲への理解や、センスの問題なのでしょう。
勉強になる!のはもちろんですが、一方ですぐに、真似できるようなことでもなく、こうしてご一緒できる幸運を心から有難く思いました。
本当に心地良い時間でした。

このシアワセは翌日も続きました。

長野県の阿智村へ移動して、元は学校だった建物の、アットホームな床張りのスペースでのライブ!
ダイアトニックオートハープの名手、中島裕志さんや、横浜でご一緒したばかりの青山さん、そして、鼓土里座でのライブを企画して下さった「土着民」というバンドの三尾さんご夫妻も、この日は「裏木曽かーぺんたーず」での出演。
企画して下さったのは、笠木透さんの遺志を継ぐ雑花塾の皆さんです。

メンバーのある方のアイデアで、急遽、保育士経験のある方々に前に出てきてもらって、私とよしこさんのマウンテンダルシマー共演の時に一緒に「むすんでひらいて」を振り付け付きで唄おう!!ということに。
プロの皆さんの振り付けはやっぱり上手で、盛り上げ方もサスガ。
客席も思わず真剣に付き合ってくれるという一幕も。

なんともアットホームな雰囲気で、和やかなライブとなりました。


阿智村、そして昼神温泉

散会後はテキパキと片付けて、関係者はここからほど近い昼神温泉へ移動。
みんなで打上げを兼ねた大・望年会(忘年会)が開催されました。

温泉に浸かった後に集合した大広間には豪華なお料理と一緒に各地から持ち寄られた自慢の地酒が並び、正面にはバッチリのPA、スピーカー、マイク、、、
お喋りもするけれど、仲間の演奏を真面目に聴き、受け止めて感想を言い合ったりできるのが、歌を大切にするこの集まりのとても素敵なところです。
よしこさんがMCで使った「大きな家族みたい」という言葉がとても似合う、あの空気感は、ちょっと他に類を見ない特別なもの。
仲間に入れてもらえて本当に嬉しい、という気持ちを嚙み締めました。

毎年、この時期に昼神へ来ると出会える、わらでできた守り神様の人形が、今年はいないなぁ、と思っていたら、
翌朝の朝市の会場で発見!まだ準備中でした。あとで調べたら、ちょうどこの日が開幕式だったよう。

湯屋権現様がお湯に入ってくつろぐ、というこの季節、同じお湯に入ると一年間、無病息災で居られるとのこと。
昼神の土地を守る「湯屋守様(ゆやもりさま)」が降神祭と分湯式の後に、各所に飾られるのです。
これで来年も大丈夫かな。。。

「次に会う時まで元気でね!!」
写真を撮って、手を振って、本当に、大勢の親戚と過ごしたお正月の後のような心持ちで帰途につきました。

大きな渋滞もなく、ドライブも順調。
神奈川は小春日和、、、を通り越して、車の中にいるとちょっと暑いくらいの陽気でした。

昼間、明るい時間に自宅にいるなんて、一体、何週間、いや、何か月ぶりか・・・
あたたかいし、勢い余って大掃除!!!
・・・できればいいのになぁ、と思いながら、ちょっとのつもりがぐっすり昼寝をしてしまい、起きたら真っ暗でちょっと損した気分でした(笑)。

たくさんの人生の先輩たちから、音楽だけでなく、すごーくいろいろなことを教えられ、心配してもらい、
励まされ、勇気づけられた数日間でした。

参加できて良かった!
関係者の皆さん、本当にありがとうございました。

また、来年も!!


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