【イシューからはじめよ】2.2.3 イシューを分解する「型」
幸いなことに、多くの典型的な問題の場合にはイシューを分解する「型」がある。
ビジネスの世界で使い勝手が良いのが、事業単位の戦略立案時に使う「WHERE・WHAT・HOW」と呼ばれる型だ。
WHERE・・・どのような領域を狙うべきか
WHAT・・・具体的にどのような勝ちパターンを築くべきか
HOW・・・具体的な取り組みをどのように実現していくべきか
という3つのイシューに分解して整理する。
多くの検討テーマでこのような分解するための型が存在するが、何より強力なのは「自分の視点を加えた型」をつくることだ。新しいテーマに取り組むたびに、似たような過去の事例を集めて眺め、共通項をベースにして自分の気になる視点を加え、自分らしい型をつくっていきたい。