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2023年の振り返り


体調と調子

 全体的な流れとしては、不調に振り回されていっぱいいっぱいだったのが、少しずつ余裕を作れた年でした。

 1月。日記はほとんど残っていませんでした。

 残っていたメモ書きなどを見ると、体調不良から考えたりすることがしんどかったようです。

 2月。日記を残す余裕が出てきたみたいです。

 ミルナシプランという薬を試して一度落ち込みますが、服用を止めてからは体調が上昇していったみたいでした。

 3月。基本的には不調が回復して、家事や掃除に追われているようでした。

 少しずつ外にも出られるようになったころ、お腹を壊して数日寝込みます。

 回復したあとで、なぜ病院に行かなかったのかと周りに怒られました。

 4月。前半は調子良く過ごして、後半は風邪を引いていました。

 たぶん、訪問看護のサービスを利用し始めたストレスではないかと考えています。

 熱に朦朧としつつ、デイケアの職員さんたちに教えてもらいながら病院へ行きました。

 5月。夏の不調の始まりです。

 風邪が治ったのに、体調は元に戻るどころか強い疲労感や過睡眠、貧血などがありました。

 6月。疲労感と過睡眠、継続中です。

 不調時は通常より多くの栄養が消費されると知ったので、サプリメントとプロテインを少しずつ増やし始めました。

 貧血は鉄のサプリメントから増血薬に変更したら改善しました。謎です。

 7月。疲労感と過睡眠、継続中です。

 ちょっと回復しては外出してダウンして、家事掃除してダウンしてを繰り返していました。

 8月。疲労感と過睡眠、継続中てす。

 しかし、サプリメントで栄養を調整し、自律神経を整えるよう意識したことで、調子が上向きました。

 9月。疲労感と過睡眠、継続中です。

 サプリメントの量が多すぎると、ドクターストップがかかりました。

 サプリメントを減らした結果、食欲不振、昼夜逆転、無気力、情緒不安など、さまざまな不調に襲われます。

 10月。夏の不調から回復しました。

 サプリメントを減らしたことで現れた不調も、回復とともに改善しました。

 11月。冬の不調が始まりました。

 とはいえ夏ほどではありません。

 少し疲れやすくなり、睡眠時間が1時間ほど増えました。

 12月。不調にストレスが重なって大変でした。

 ヘルパーのサービス利用を始めましたが、すごいストレスです。

 2時間掃除に付き合ったあと、半日かけて掃除のやり直し、加えてのマニュアル作成やヘルパーさんのためのお買い物です。

 ただでさえ疲れやすい状態に、ハードなスケジュールをプラスされてストレスにならないのが無理でした。

 現在は、ヘルパーさんをお休みしたことで、不調ながらも安定した状態に戻っています。

 やはり、一昨年同様、夏と冬が不安定になるみたいでした。

 すでに春が恋しくてたまりません。

 一方で、同じ好調でも、秋は春と比べて穏やかなようです。

 春と夏の落差が大きく、秋、冬と移ろっていく中で波が小さくなっていく感じでしょうか。

 体調が安定していく過程なのか、そういう体調の波なのか、大阪にきてまだ2年目の現在、判断するにはビミョーです。

 主観的には、ずいぶん安定してきたように見えるので、ヘルパー利用がなければ、そろそろ就労に備えたいくらいでした。

新しく始めた福祉サービス

 去年は訪問看護と相談員とヘルパーの利用を始めました。

 訪問看護は不調時の健康管理をサポートしてもらうためです。

 また、発達障害のせいなのか、本来の性格なのか、コミュ障な私の相談窓口にもなってもらっています。

 実は病院の利用の仕方がわかりません。

 4人きょうだいの長女だったため、私は両親に放置され気味でした。

 下の子たちとは異なり、よほどのことがないと病院に連れていってもらえません。

 そして、私は病院を知らない大人になってしまったという。

 発達障害かもしれないと、初めて精神科を利用するときも、相談した社会福祉士さんに手順を細かく教えてもらったくらいです。

 そのため、訪問看護師さんには体調管理とあわせて、病院の利用方法や相談の仕方なども教えてもらっています。

 相談員とヘルパーは、なかなか進まなかった引っ越し荷物の片付けを手伝ってもらうためにオススメされました。

 しかし、その引っ越し荷物が夏の不調の間に片付いてしまったんですよね。

 1日5分から10分程度の作業に分けて、1週間に1回か2回続けたら終わっちゃいました。

 ヘルパーの利用は、役所への申請に時間がかかるからと春に申し込みしたのですが、許可が降りたころにはもう必要ありませんでした。

 では、現在なぜヘルパーを利用しているのか、正直私にはわかりません。

 相談員さんたちには、もう引っ越しの荷物は片付いたので、とお話しました。

 しかし、なぜかヘルパー利用をする前提で話を進められ、契約、利用開始となったわけです。

 本当に意味がわかりません。

 相談員さんには私の意見をよく聞かれるのですが、そもそもヘルパーの利用を決めたのは私ではなく相談員さんたちです。

 契約前ならともかく、今さら聞かれても困るんですよね。

 正直、大阪では人手不足だというヘルパーを必要のない私が利用して罪悪感でいっぱいです。

 ストレスにより、年末から一度サービスをお休みさせてもらいました。

 問題点は大きく3つです。

 1つめは、サービス利用時間が2時間と長いこと。

 雑談が主な訪問看護師さんですら、不調のときには30分で帰ってもらっています。

 でも、ヘルパーのサービスを利用するために2時間も掃除をしなければいけないのは、助かるよりもストレスのほうが多いのでした。

 もう一度、30分にできないか交渉予定です。

 2つめは、担当のヘルパーさんが重要なことを理解していない。

 私はヘルパー利用に際して、私のやり方を守ってほしいとお願いしました。

 掃除にいくら時間がかかってもかまいません。

 失敗しても、何度やり直してもかまいません。

 時間が足りなくて中途半端になってもかまいません。

 でも、私以外のやり方で掃除されるのだけは許せないとお話したんです。

 それを了承してもらった上で契約したはずなんですが…… 。

 担当になったヘルパーさんは「やっているつもり」「できているつもり」になって「仕事をしているつもり」で私の話を聞いてくれません。

 結局、ヘルパーさんが帰ったあと、不調の中、2時間分の掃除を半日かけてやり直しています。

 今度から完璧にできるまで、最初からのやり直しを繰り返してもらう予定です。

 掃除の消耗品がもったいないんですが、背に腹はかえられません。

 3つめは、担当のヘルパーさんに、トイレでスリッパを履かないという習慣があること。

 私はトイレを不浄の場所と見ていて、専用のスリッパを用意しています。

 なのに、ヘルパーさんはスリッパを無視して、靴下のままでトイレに入り、その靴下で部屋中を歩きまわり、その靴下で靴を履いて帰ります。

 見えなければ汚れも細菌もないのか、見えなくてもくっついているのか、なんて私にはわかりません。

 でも、トイレに入った靴下で歩き回られると部屋中にトイレの汚れを広げられたような気分になるんです。

 それを2回目3回目と繰り返されたら、私の部屋以外でも同じことをしているのだと思ってしまいます。

 部屋に入る前から、ヘルパーさんの靴下はトイレの汚れまみれなんだと考えて不快になってしまうのですよ。

 人間の姿をしたゴキブリに会ったような、そんなイメージに近いでしょうか。

 人間を、あのおぞましい害虫にたとえるなんて、すっごい失礼なイメージなんですけど。

 ヘルパーさん専用の室内スリッパを用意しました。

 事業所には、担当のヘルパーさんがこれを履かなければ、即帰ってもらうことをお話します。

 以上でした。

 もちろん、担当のヘルパーさんたちにも言い分はあるので、怒っているのでも責めたいわけでもないんですよ。

 ただ、私が困っているだけです。

 近々、ヘルパー利用の再開について話し合わなければいけないのですが、もう今から憂鬱です。

 人に頼るというのは、理解してもらえないときがとても辛いんですよね。

栄養療法と自律神経

 藤川徳美の分子栄養療法を実践しています。

 一年の前半は、いくつかの著書を読みながら、プロテインの量を探したり、サプリメントをいくつか試してみたりしていました。

 お肉料理はまだまだ挑戦中です。

 後半は、生活費との兼ね合いを考えながら、続けられる方法? 量? などを探していました。

 お肉類もプロテインもサプリメントも、全部高いんですよね。

 部屋が片付いて、家計簿をつけられるようになったら、実は自覚していた以上にお金を使っていて焦ったのはいい思い出です。

 また、この著書には栄養不足についての記述が主で、過剰摂取に関してはほとんど書かれていません。

 プロテインと鉄、ビタミンCくらいでしょうか。

 ビタミンCのような、水溶性のものはいいんです。

 多く取りすぎても、すぐに排泄で出ていってしまうので、それほど過剰摂取を心配する必要はありません。

 でも、ミネラル類や脂溶性のビタミン類は簡単にいかないんですよね。

 腸に調節機能があるとはいわれているようですが、それだけで十分なら問題にはならないと思うんですよ。

 これからは他の方が書かれた著作も少しずつ見て、知識を深めつつブラッシュアップしていきたいと考えています。

 小林弘幸の著書を参考に自律神経を整え始めました。

 習慣づけのため、主に呼吸を意識しています。

 最初は、生活の中でゆっくりした呼吸から始めました。

 慣れてきたら、呼吸をするための時間を作ります。

 根来秀行の著書に、疲労は脳からくると書かれていましたが、本当にその通りなのかもしれません。

 不調の疲労感が楽になったし、多少のストレスなら以前より早く回復できるようになりました。

 ストレスがあんまり重すぎると呼吸どころではなくなるので過信はできませんが、有効性をとても実感しています。

 あとはできる範囲での腸活もしました。

 朝に水を飲んだり、乳酸菌をとるようにしたりは以前からしていました。

 加えて、お腹を冷やさないようにしたり、「の」の字を書くマッサージなども始めています。

 溝口徹の著書を読んでからは、乳製品をやめて漬物とビタミンCをとるようにしました。

 漬物にも乳酸菌があって、チーズやヨーグルトなどの乳製品よりお腹に優しいのだとか。

 ビタミンCは善玉菌が増えやすいよう腸内を整えてくれると書かれていました。

 以前よりお通じが良くなって、生理痛が改善したので手ごたえを感じています。

note の記事と日記について

 2023年は日記を書くより、日記を振り返るためにnoteを使うようになりました。

 更新頻度は落ちましたが、今のところしっくりきています。

 年始にジャーナリングのアプリもやってみましたがダメでした。見返しやすい日記がいいです。

 小説風の日記は構成や言葉選びなど、記録するというより文章を作る、組み立てるということのほうが大変でした。

 つぶやきに挑戦したけど、個人的には短文より長文のほうが満足するようです。

 最初は楽しくて、記事を作るよりいいかもと思っていたんですが、だんだん物足りなくなっていきました。

 それから、短文ゆえに数が必要で、俯瞰しにくいのも気になりました。

 本当は、記事とつぶやきの両方を使い分けられたら理想的なんですけどね。できた試しがないです。

 次第に投稿が減り、振り返り日記を始めてから、つぶやきができなくなりました。

 現在、どうするか考え中です。

 他には、リストや埋め込みの機能を使ってみたり、ちょっとずつ試しています。

 しかし、更新頻度が落ちたからか、私の要領が悪いからか、カメのごとく遅い歩みでまだまだ使いこなせていません。

 note を始めた一昨年気づいたのですが、どうやら私は浅い思考で止まりがちらしいです。

 テーマを決めて作った記事の内容が浅くてモヤモヤします。

 個人的な感覚なので、人と比べた相対的なものではないんですが、自分で自分の記事を読んだあと「だから」と思っちゃうんですよね。

 言いたいのはそれだけ? って。

 長々と1記事にするより、日記の中に1項目作って短くまとめたほうがマシに見えました。

 また、読書の感想・まとめの記事も書けなくなったので今悩み中です。

 何を書いたらいいのか、未だにしっくりきません。

 去年、解決できたらいいなと思っていましたができませんでした。

 振り返り日記に、とりあえずの所感だけを残しています。

 まだまだ課題たっぷりですね。

お部屋の片付け

 引っ越しから2年。やっと片付けの目処がつきました。

 今年の夏の不調に、余裕ができたおかげです。

 モノが積み上がって、どこに何があるのかわからない状態だったお部屋。

 家事動線にあわせて、モノの定位置が決まってスッキリしました。

 まだまだ微調整は必要ですが、持っているのにどこにあるのか分からなくて、新しいものを買っちゃうということがなくなって嬉しいです。

 そんな予定なんてないけど、人も呼べるようになりました。

 招待しなくても、「呼べる」という状態が大切なのです。

 部屋の中を見て、憂鬱になるということは、もうありません。

 お片付けが終わって思ったのは、どれだけ体調不良が邪魔していたのかということでした。

 部屋の中を見るたびに私は片付けられない人間なんだと嘆いていましたが、体が動くようになったらあっけなく終わったんですよね。

 1日に使った時間は、短いときに5分、長くても30分程度だったと思います。

 それでも、一季節で片付きました。

 調子のいい春は、部屋の片付けより洗濯を優先していたので、片付けそのものは去年を除けばほとんどが夏だけです。

 その去年は、段ボールから荷物を出して終わりました。

 片付けられない、と嘆いていたわりに大した片付けはしていない感じがします。

 それとも、そんなものなんでしょうか。

 部屋がスッキリして嬉しいのに、体調不良が恨めしくて素直に喜べない、そんな気分です。

読書

 今年は購入16冊、図書館8冊を読みました。

 体調不良でも余裕ができたこと、図書館カードを作ったことで去年より読書量が増えました。

 12月、ついに香月美夜の本好きの下剋上シリーズが完結しましたね。

 素敵な物語を作ってくれた作者さんへ感謝の気持ちでいっぱいです。

 漫画や児童書など、まだ残っているものもありますが、来年からはハンネローレの物語も書籍化するそうで、もう今から楽しみですよ。

 でも、全体的には健康に関する本が多かったかもしれません。

 落ち着いてはきましたが、今年も不調ばっかりの1年でしたから仕方ないです。

 藤川徳美の栄養療法を試してみて、体調が良くなったので同じ著者の他の本も読んでみました。

 でも、金銭的な問題により実践にはいたらず。

 続けることが大事なので、できる範囲でやっています。

 新しく自律神経にも挑戦しました。

 まだまだ道半ばですが、今は良い変化が多いのでやっていて楽しいです。

 発達障害について知ろうと本を買ってみたけど、なんかしっくりこなくて結局1冊のみで終わりました。

 というより、まだまだ体調が不安定で今はいいかなという気持ちが強いみたいです。

 手動式の洗濯機を使っていたのですが、不調で体力が落ちて使用がキツくなったこと、あまり汚れが落ちてないことから洗濯についての本を読みました。

 汚れが落ちる仕組みを理解した結果、手洗いに落ち着くという。

 体調に余裕が出てきて、ついに図書館の利用ができるようになりました。

 おかげで、一年の後半はネット小説が減って紙の読書量が増えた気がします。

 まさに、彼方を立てれば此方が立たぬ状態です。

 こういうとき、何冊も同時に読むような器用さがない自分に歯噛みしたくなるわけですよ。

2023年の目標

 振り返りなので、新しい目標はまだ決めていません。

 去年は、洗濯を中心とした家事の改善が一番の目標です。

 洗濯を手洗いにしてから1日30分から1時間程度に減少させました。

 手動式洗濯機の場合には2時間以上かかっていたので、だいぶ楽になりました。

 さらに洗濯機を購入したため、今はほとんど時間と手間をとられません。

 増えたのは待機時間くらいでしょうか。

 また、布団をベッドに変更しました。

 キャンプ用のアウトドアベッドです。

 不調のとき、重たい毛布を折り畳んで、床掃除するのが大変だったんですよ。

 アウトドアベッドは広げたままでもコンパクトで軽く、床掃除がしやすくなりました。

 あと、お手入れ簡単なのもいいです。

 睡眠の質を考えるとオススメはできませんが、お手入れやお掃除はとても楽になりました。

 質だけは、やっぱりマットレスに敵いません。

 トイレ掃除も、だいぶ改善できました。

 まだまだ改善できそうな気がするので道半ばですが、問題だった床や排水口の掃除はできるようになっています。

 掃除できなくて放置していた部分はなくなりました。

 今はどうしたら無理なく維持できるのかを考え中です。

 せっかく利用しているヘルパーさんを活用できたらいいんですけど厳しいのが現状ですね。

 部屋は壊れた洗濯機や、引っ越しで大量に出た段ボールを資源ゴミに出したり、できたらいいなと思っていた最低限も突破しました。

 だいたいの物の定位置が決まったのも嬉しいです。

 まだ2割残っているけど、今年中にはどうにかなるでしょう。断捨離だって、これからです。

 note は、健康管理目的の振り返り日記が中心で、自己理解などはあまりできませんでした。

 一応、日記の中に項目を作ってはいましたが、発見や気づきというより、書くことを通して意見と気持ちを整理した感じでした。

 部分的な整理で止まっちゃっているので、発見や気づきまでには至りません。

 だから、内容が浅いと思ってしまうわけですが、どうにかしたいですね。

 どうしたらいいかわからないですけど。

 なんとなく、全体的視点が足りないのではないか、とは考えています。

 でも、確かめるには、ちょっと余裕がないんですよね。

 ヘルパー問題の解決が先です。でないと、私がストレスに潰されてしまいます。

 とはいえ、一歩前進はできました。

 個人的には二歩、三歩くらい進んだ気がします。

 なんて、過大評価ですかね?

 まだまだ問題も課題も多いですが、確実にひとつずつ解決していけていることは嬉しいです。

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