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ドラマの話2022夏

最近、自分、腐り属性なのではないかという自覚がちらりと芽生えております。
筋肉と筋肉がぶつかり合うような男くさいのは別世界で、あくまでも少女マンガ好きな女子が、きゃぁきゃあ騒ぐ感じの狙いまくった計算ありありなBLドラマにまんまとハマっていくのが快感です。

とはいえ、狙っているのがわかっていても、「いやぁぁぁぁ!」と叫べるものと、「あー。はい。」で終わっちゃう差ってなんでしょうね。
役者さんの視線なんじゃないかなーと思ったりします。
みんな計算してその表情するんでしょうよ、でもね、結局、「こんな俺、どう?」で止まっちゃってる人と、その先のストーリーの熱にちゃんと繋がって、もうひと超えできる人で違うのよ。
なんでもいいわけじゃあないの。

夜のドラマは始まる前は「こいつはどーだろなぁ」程度の半信半疑から始める。
それが、まあ!
何度も何度もリピリピリピリピでパラビと家の録画機で繰り返し観てはニヤついているドラマがあります!
それは、「みなと商事コインランドリー」です!

単に男の子と男の子くっつけたり離したりしてるだけじゃなくて、子犬のような年下男の子が時折男言葉になるところとか、ほんと、腐った女子大喜びのシチュエーション。しかも、この子犬のくせに、S味まとっているのがまた素晴らしい。
漫画はもっとモロなセリフだったりするのが、柔かな表現になっているけど、これは両方楽しめるパターンでしょう。

西垣くん、白ワイシャツがにあうー。
赤いスニーカー似合うー。
もし、踊れるなら、スノの目黒くんの隣に来てみてほしい。兄弟だと言われても驚かないかも。

彼が主人公の男の子にグイグイ迫っていく姿が、見てると元気になる。
キスしようとする時の口の大きさが目に入る。
セクシーだと思うよ。
髪型のせいか、制服の白シャツ効果なのか、ヤンキー役(ドラゴン桜、夢中さ君に)と同じ人とは思えない。
キラキラ美しい。清潔感ありがたい。
終わったらロスになる。絶対なる。
でも、はよ、次を!と欲してしまう。
彼の大きな白い手、いつまでも見てられる。

しかーし。
私には今とーっても楽しみにしている作品がもうひとつ!

「美しい彼」の映画化が発表されている以上、抜け殻になっている場合では無い。

美しい彼は、文学のかほりのする、ある意味ライトな哲学のあるBL。
小説では、彼らが大人になっていく姿が続いていて、成長譚なわけです。
映画はどのあたりをやるのかな。
楽しみ。

話は戻りますが、みなと商事に出ている西垣匠くんも奥智也くんも、注目株ですよね。
奥くんは、佐藤健を若くしたみたいなかわいいお顔立ち!と思っていたら、事務所一緒なんですね。なんか納得。

いやぁ、癒されますわ。
男と女では、駆け引きくらいしか事件がないけど、BLは、色々考えなくちゃいけないのとがたくさんあって、忙しいんですよ。

ああ、次回が楽しみ。
でも、こうして一歩ずつ最終回に近づくのね。
それは遠ざけたいけど、続きは見たい。
中身のある見応えのあるBL、これからもよろしくお願いします。

ちなみに。また話は変わりますが。
凪良ゆう先生の最新作、「汝、星のごとく」読みました。面白かった。
正しい形には戻れない家族を背負って、とざされた島の空気の中で、毎日島でたったひとつのエンタテイメントである「噂話」として自らが主役を務めなくてはならない日々。
それでも、抜け出そうとあがく。
引き戻される。
あがく。
半分は脱出できたけど。もう半分は…
高校生から大人になるまで、主人公たちのそれぞれが丁寧に描かれているから、外から見たらおかしなこの家族が、それぞれどれほど愛に満ちた暖かい人たちなのかがわかる。こういう救いの形もあるのだとほっとする。

孤独感に押しつぶされそうになったら、ほんの少し、自分の「思い込み」というガードをひろげてみたらいよいのかもしれない。

希望が残る一冊だった。

あと、タイトルに連動したドラマの話を少し。
見るつもりなかったけど。結局「六本木クラス」は面白い。もう飽きたよ…と思いつつ…見ちゃうんだなぁ。
あとは、純愛なんちゃら…。ちょっと「それでも惹かれちゃう」理由が今ひとつわからず、模索中。
何気に、「NICE flight」がよい。あべちゃんにはもう少し成長していただくとして、玉ちゃんと中村さんの恋愛模様は好きです。誠実で。
ハマるほどではないけど、毎週見逃したくはない。

こんな感じでーす。