大人たるもの遊ぶべきボードゲーム。


この記事は、ボドゲ紹介 Advent Calendar 2022の14日目の記事です。ぐらさんありがとう。

13日目の記事はかーんさんの「叔母の遺産」の記事でした。途中に出てくる「おかしな遺言」というゲームを持っています。このゲームは同じ作者の「浪費家倶楽部」というゲームと合体させて遊ぶことができるので、意中の相手と「え!〜君、「浪費家倶楽部」持ってるの!?じゃあ私の「おかしな遺言」と合切させて……遊んで……みる……?」っていう展開をしたいがために「おかしな遺言」を買ったのですが、そんな人は現れなかったので、大人しくこないだ「浪費家倶楽部」を買いました。

そんな大人の発想のような、子どもの妄想のような、大人と子どものためのゲームを今宵はご紹介いたします。

近年、最早ゲームは子どものためのものではなくなっていて、年齢問わず誰でも楽しめる時代になったわけだけど、当たり前だが別にどんなゲームも全年齢が楽しめるようにはなっていない。アンドロイド:ネットランナーは多分子どもには難しい。大人はできるけど子どもはできないものは多々あれど、子どもにしかできなくて大人はできないゲームって、あんまりない気がする。でも、わざわざ大人はキッズゲームをやるってこと、する人は少ないと思っている。そりゃあ大人向けに作られたものをやる方が大人は楽しいに決まっているし。しかしここで考えてほしい。キッズゲームは、子どもの時と大人の時で、きっと違う感覚で楽しめる。つまり大人は2度ゲームを楽しめる。大人になって初めてキッズゲームをやるなら1度しか楽しめない?その時は、子どもと一緒にやればいい。違う尺度で遊ぶ様子は、自分にとってとても新鮮で、面白いものになるはずだ。子どもと遊ぶ機会がない?それなら私と遊べばいい。前書きを読み返して欲しい。どうみても、発想が子どもなのがよくおわかりいただけるだろう。キッズゲームのどれが面白いかがわからない?

ということで、この記事で紹介するボードゲーム「ドラゴンディエゴ」です。

こんな感じで箱を使います。キッズゲームは箱を使うのが上手いゲームが多いですね。

親とそれ以外が子になります。

親はみんなに内緒でタイルを一枚引きます。

そのあと、引いたタイルのゴール目掛けて火の玉を撃つ。

こんなかんじになりました。

そして、手札の中から親が狙っていたと思われる場所を選んで当たってたら得点というゲームです。

大人なんて全部上手く入るんじゃね?と思われた方。
なら、ぜひやってほしい!!!意外と難しいです!!!!

難しさの秘密はこの仕切りの部分。
ここに当たると、むっちゃふっとぶ。

自分が入るだろうという予想も、人の予想も全部の予想が当たらない。
予想が当たっても当たらなくても楽しい。
最早、誰の予想も当たらなくて、誰にも点数が入らなくても、思わず笑ってしまう。
ドラゴンディエゴはそんなすごいゲーム。
キッズゲームには、万人を楽しませる仕組みがたくさん詰まっている。
ほんとはもっとキッズゲームについて語りたいのだけど、日が変わってしまいそうなのでまた今度にします。
たまには、何をしてもゲームが自分を受け入れてくれる、キッズゲームを遊んでみてほしい。

明日は、ヴァントさんです。
ヴァンちゃんは、大人と子ども、両方の素敵なところを持ち合わせている最高に可愛いお友達です。楽しみです。

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