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アレックス・シアラーの話

こんにちは!めぇ〜と申します🐐
初めましての方は初めまして!

簡単に自己紹介です
謎解きイベントが好きです🔍
好きなお菓子はチョコ系です🍫
ミステリを中心に本が好きです📚



特に好きな謎解きイベントは、ワイワイ楽しいやつです!
そう、例えば『THE BINGO SHOW!』とか🤔

Twitter「#ざびんご」検索してみてね


人生で初めて、アドベントカレンダーなるものに参加しました。
そして人生で初めてアドベントカレンダーなるものを作りました。

初めてづくし。めでたい。年末に縁起が良いですね。

ということで「謎クラの好きな小説」アドベントカレンダーです。
言い出しっぺなので、トップバッターになってみました。
緊張しちゃう。


最初にガッチガチのミステリを紹介したら
「あ、そういう系じゃないとダメ??」
って流れになっちゃうかなぁと思い、私は敢えてティーン向け小説をご紹介します。

いきなり本の紹介から始めても良いんですが、いま凄いテンション上がってるので、作者の紹介から始めたいと思います。


アレックス・シアラーについて

この方の名前をご存知でしょうか?

イギリスの作家で、元々はテレビドラマなどのシナリオライターをしており、のちに小説執筆に専念するようになったとのこと。
まだご存命の方です。

小説を書いたらまず娘さんに読んでもらい、感想を貰うそうです。
いいな〜娘になりたい〜

シリーズ物を書くことがなく、毎回違う世界観の物語を描いています。

彼の著書で一番人気があるのは『チョコレート・アンダー・グラウンド』です。
(個人の見解です。)

全然関係ないですけど、この本のことを話してると
『東京アンダーグラウンド』っていう少年漫画を思い出します。
名前が似てるから。



『チョコレート・アンダーグラウンド』

「健全健康党」がなんと<チョコレート禁止法>を発令した!
そんなおかしな法律に疑問を抱いた、チョコレート大好き少年のハントリーとスマッジャーは、チョコレートを密造した。
しかし、健全健康党の「少年団」に密告され、スマッジャーは捕まってしまう。やがて再教育されたスマッジャーが戻ってきた。
彼は変わってしまった。闘志も革命心も感じられない。スマッジャーは洗脳されてしまったのだろうか…。

求龍堂 商品紹介ページより

初めて読んだのは、確か小学生か中学生くらいの時。
すごくワクワクした気持ちでページをめくったことを覚えています。

彼の作品は、少年少女の心を掴む「ワクワク」と、丁度良い「怖さ」があります。

「密造」という、自分達だけの秘密を抱える「冒険的なワクワク」「スリル」と、それに対する「密告」「洗脳」というリスクの怖さ

めちゃくちゃ楽しかった反面、怖かったです。


「大人が政治に関心を持たなかったせいで、めちゃくちゃな政党がめちゃくちゃな法案を可決させてしまった」
という、ちょっと大人向けのダークなところも良かったです。

書いてから気付きましたが、アレックス・シアラー作品の特徴を説明するにもってこいの作品ですね。
人気なだけある。



一番好きな本

やっと本題!
『チョコレート・アンダーグラウンド』も好きなんですが、一番好きは本はこちらです!


『海のはてまで連れてって』

父さんは豪華客船で働いている。だから父さんが何週間も航海に行ってる間、ぼくと、ふたごの弟クライヴは、いつも、おじいちゃんとおばあちゃんの家に預けられてる。でも、今年の夏はちょっと違う。父さんが、これを最後に船の仕事をやめるかも。ぼくらは、父さんの船に忍びこんで、内緒で航海についてくことにした。家族って、いっしょにいるだけで素晴らしい。思いきり笑えて、思いきり感動できる冒険の物語。

紀伊国屋書店 内容説明より

いつ読んだっけかな……
初めて読んだのは中学生とかだったと思うんですが、高校生の時に友達に薦めたのも覚えています。

これ、大人になってから読んでないんですけど、当時爆笑しながら読んでたんですよ。

笑いのセンスが絶妙というか、へんてこな事を真剣に話している兄弟のやりとりが最高で。

読んだ人にしかわからないんですけど、弟のクライブが「ピアスを開けたい」って言って、主人公の「ぼく」が「じゃあ手伝ってやるよ」ってフォークを持ってくるシーンとか本当に最高なんです。
「痛いと思うから、これでも噛んでな」って、ティッシュを渡して……
もう思い出すだけで読みたくなってきた。


先程『チョコレート・アンダーグラウンド』でお話しした、「ワクワク」と「怖さ」ですが、この『海のはてまで連れてって』でも勿論味わうことが出来ます。

「夏休み」に、お父さんが働く豪華客船に「こっそり乗船する」というワクワクと、「もし密航が見付かったら」という事を考えた時の怖さ。

子供の考える杜撰な計画にハラハラしっぱなしではあるんですが、でも不思議と爽快なんです。

終わり方もおしゃれですし、本当に凄く好きな本です。


最後に

これで私の『謎クラの好きな本』紹介は以上となります。

いっぱいいっぱい本の話がしたい!!!!!
と思って、昨年末にTwitter読書アカウントを作りました!

もし良かったら見に来てください。
そして、一緒に本のお話しが出来たら嬉しいです🥳✨

「あんま本とか読まないんだよね〜」という方も、勿論フォロー大歓迎です!

ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。

今これを書いている段階で、「謎クラの好きな小説アドベントカレンダー」には空きがあるので、謎解きや推理イベントが好きな皆様の好きな小説を是非気軽に教えてください✌️

「でも文才が……」とか気にしないで良いです!
「面白さ」は、もうその本が持っているので充分です!
是非お気軽にご参加ください。

ありがとうございました〜!

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