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買い物のあとにゴミ箱行きになるモノを断った話

環境問題に興味を持ってから、買い物のあとにそのままゴミ箱行きになるモノが多いなって気になっていました。
洋服を買う時のOPP袋や紙袋、オンラインショッピングで商品に同封されている納品書、スーパーのみかんやじゃがいもが入った袋、etc.。

そこで、服部雄一郎さんのサイト「サステイナブルに暮らしたい ゼロウェイスト&プラスチックフリーの家づくり」で紹介されていた「断ること」を実践してみることにしました。

こちらの記事で書かれていたことは本当に簡単、たった1つのことをやるだけ。それは、、、

備考欄に記入するだけ!

はい、誰でもできます。
そんなわけで何回か試してみた結果はこちら。


1.オンラインショッピングの過剰包装と納品書

楽天や個人サイトはだいたい備考欄があるので、以下のメッセージを書いて簡易包装を依頼してみました。
(残念ながらアマゾンはどうにもならず、過剰包装でやって来ます。)

「ごみを減らしたいので、気泡緩衝材等は不要です。破損のクレームはしません。地球環境のため、ごみ出しの手間軽減のため、できる限り簡易包装でお願いいたします。納品書類も不要、もしくは封筒やビニールなしでお願いできると嬉しいです。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」

届いてきた商品を開けてみると、

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紙袋にメーカーの箱入りの商品がポンって入ってるだけで、納品書も包装もなしでした(ちなみに買ったのはスキーのゴーグル)。
昨日買ったフェルト型プランターもこんな感じ。

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ワイルドに開封してしまったけど、やはり商品がポンって入ってるだけ。

通販と電車で買いに行くのとどっちがエコかって言われると正直わからないですが、納品書や過剰包装は断れるんだってことを知れたのは嬉しいです。

2.デリバリーの使い捨てカトラリー

続いてデリバリー。ピザーラさんが来たときに「次の注文からスプーンとフォークはつけないでほしいです」と伝えたら、「わかりました、登録しておきます」といったお返事ありました。
ネット注文だと備考欄がないので、電話注文で伝えるかお届けの時に伝える必要があります。

3.薬の説明書

月1回くらい行ってる薬局で
「この紙(薬の説明書)、毎回同じなのでいらないのですがもらわないことできますか?」と聞いたら、「できますよ、お客様の情報に登録しておきます。結構そういう方いらっしゃいます。」と言われました。

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環境のための3つのRで始まる行動は3R(Reduce:減らす、Reuse:再使用、Recycle:再生利用)とよばれています。

そこに2つのRが加わって、5R(Refuse:断る、Repair:修理する)になったり、Rot:堆肥化が加わったりすることもあります。
今回の過剰包装を断ることは「Refuse」で、環境問題で個人ができることのなかで1番大きなことだと思います。
断ることって最初は厚意を断るように感じたり、お店側のオペレーションが普段と変わってしまって申し訳なく感じたりするかもしれません。
でも、お店側も包装しないと困るなら断るでしょうし、今のところ断られたことはありません。なにより言ってみると「ありがとうございます」と言われることもあり、ほんの一言がコミュニケーションのきっかけにもなったりします。
受け取る前に一度「本当に必要か?」を考えてみるといいかもしれません。


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