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【0022】電車のボックスシートの着席順、その後の検証(的な話)。

4人掛けのボックス席に、どのような順番で腰掛けていくかnoteに書きました。少し前というか数日前に、実際に確認する機会がありました。

実地確認の始まりは東海道本線の浜松駅でした。浜松駅には自笑亭さんという立ち食い蕎麦店があります。お店は東海道新幹線との乗り換え口にあり、新幹線と在来線の両方向から店内に入ることが出来るようになっています。浜松に来る機会があると、必ずと言って良いほど立ち寄っています。この日は天玉そばをいただきました。

腹ごしらえを終えて、下り線のホームへと階段を昇りました。電車は上りも下りも浜松駅で折り返す形で運行されています。上り方向の電車が入ってくるのと前後して、下り方向から折り返しの電車が入ってきました。島式のプラットホームの対面で乗り継ぐというか乗り換える形式でした。

乗車した電車は、4列の席の真ん中2列が転換クロスシート、座面の向きが変えられるタイプでした。4列の席の外側にある席は窓を背にした二人掛けの座席になっていて、4列の席の端っこは固定式でした。ちょっと分かりにくい説明かもしれませんね(済みません)。要は4列の席の構成としては、クロスシートが2列、残りの2列はボックス席のような形になっている訳です。

さてボックス席状の席に、乗客はどのように着席したか。1人目は窓側の進行方向に向かった席、2人目は窓側の進行方向を背にした席でした。ここまでは予想通りというか想定していた通りでした、そして3人目はというと、通路側の進行方向を背にした席でした。これは想定とは反対側でした。1人目の人に何となく先に乗っていたことへの配慮的なものがあるのかもしれません。そして4人目が通路側の進行方向向きに座って、ボックス状の席は埋まりました。

復路に乗った電車は2つのボックス席を窓を背にした2人掛けの席が挟んでいるタイプでした。古式ゆかしい(と記すと語弊があるかもしれませんが)ボックスシートの車両です。私が乗車したときは、混んでいるような空いているような微妙な感じでした。立ち乗りしているお客さんもおられますが、ボックス席には空きがありました。

ちょうど乗り込んだドアの近くには先客が2人いるというボックス席がありました。進行方向を背にした窓側の席に1人、進行方向を向いた通路側の席に1人、座っていました。想定していたのとは逆ですが、窓側、通路側、それぞれ一席が塞がっている状況でした。通路側の進行方向を向いた席に座っている方は荷物を窓側の席に置かれていました。私はというと通路側の進行方向を背にした席に失礼しますと一声掛けて、バックパックは膝の上に載せて座りました。

面白いというか興味深いことが起こりました。私の正面に座っている先客が、窓側に置いていた荷物を(私同様に)膝の上に載せたのです。車内が混んできたことに対して席を空けるための配慮だったのでしょうか。はたまた降車する駅が近くなったので降りる準備だったのでしょうか。

ローカル線、いや4両編成だし1時間に数本走っている本線における、ボックス席を巡る着席状況でした。現場からは以上です。

2023年12月26日(火)記

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