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【0048】杉戸町の丸井酒店のCLUB HOUSEで新酒の飲み比べをしました。

少し前に丸井酒店のCLUB HOUSEで、新年の初飲みしたことをnoteに書きました。その後で、もう一度、伺う機会があったのですが、その折に近々新酒の飲み比べの企画を行うという話を伺っていました。

新酒飲み比べの案内チラシ

新酒、晩秋というか初冬に出荷が始まる訳です。10月とか11月くらいからな出荷されるので、12月とかには主立った酒蔵の酒が出そろうとのこと。ただ12月は年末で忙しないので、年明けしてしばらくした時期に企画することにしたそうです。酒屋さんにもいろいろ事情があるのですね。

この日の飲み比べのラインナップは「桂月、正雪、萩の鶴」。いずれも「しぼりたて生」、そしてどれも甘口の日本酒でした。最初の一口は「萩の鶴→正雪→桂月」の順にしました。合わせる肴は、いかげそにしました。

まずは萩の鶴。濁り酒です。濁り酒らしく甘い、しかしねっとりとした感じはありません。

次は桂月。これも甘いですが、萩の鶴ほど甘くはありません。見た目通り透明感のある甘さという感じです。

最後は正雪。三つの中では、これが一番すっきりした飲み口でした。甘さも控えめという感じでした。

新酒飲み比べセット


再び萩の鶴に戻って、二口目をいただきます。あれっ、さっきよりも甘く感じない。舌が甘さに慣れたのでしょうか。桂月と正雪も試してみます。一口目の甘さの順は、甘い順に萩の鶴>桂月>正雪だと思ったというか感じました。二口目の甘い順は桂月>萩の鶴>正雪という感じでした。桂月は濁り酒なので、味の変化があるのかもしれません。しかも舌が馴れたせいもあるのか、意外にすっきりした飲み応えという感じもします。これは飲み過ぎ注意のお酒ですねと、店主の方ともお話しました。

飲み比べセットで終わる訳はありません。英君(えいくん)をいただきました。こちらは(濁り酒らしい、幾分かねっとりした味わいがありますが、しつこさはありませんでした。

英君(えいくん)の純米にごり酒


次は刈穂をいただきました。ラベルのカワセミが綺麗です。日本酒感のあるきりっとしたお酒という感じです。店主の方によると、西の酒は豊潤というか濃潤、東の酒はさっぱり系多いとのこと。東西の境は愛知と静岡の間くらいかなぁとのことでした。

刈穂

時間帯が早かったのでカウンター席で独り飲みだったので、店主の方からお酒の話を更に伺うことが出来ました。造り酒屋の入口に、新酒が出来たことを知らせるために杉玉が掲げられますね。杉玉は縁起物としても用いられ、買うとなると結構、お高いという話も聞きました。ネット検索すると杉玉に関する解説記事が結構ヒットします。たとえばということで載せておきますね。

ハートランドビールで少し間の手を入れて、〆の一杯は雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)にしました。肴は国産赤鳥の炭火焼きにしました。丸井酒店さんのカウンターには卓上調味料はなくて、七味が提供されました。

ハートランドビール
国産赤鳥の炭火焼き
雪の茅舎

軽く飲むつもりが、結構いただいてしまいました。やはり口当たりの良い日本酒は飲み過ぎ注意ですね。

2024年1月21日(日)記

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