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【0153】おかずの量に合わせてご飯を食べると最近の学食では大盛りにせざるを得ない

ご飯とおかずの量、割合を考えたことってありますか。たとえばお昼ご飯を外食で済ませるとき、ご飯の量をどうするか。お腹が空いていれば大盛り、空いていなければ普通盛りといったところでしょうか。普段からダイエットしていたり、様々な理由でご飯は少なめでという方もおられるかも知れません。

私の場合は、空腹具合に応じてという感じです。今どきの街場の食堂やレストランではご飯の盛りの量か少なめの場合が多いので、大盛りにすることが結構あります。初めて伺うお店では様子を見てという感じです。注文時には特に何も言わないで(普通盛りで)、出てきたご飯の量をみて、ご飯を大盛りにしてくださいとお願いしたり、食べ始めてから「おかずの量との見合い」でご飯をお代わりすることもあります。

そう、本日のnoteのネタは「おかずとご飯の量の見合い」です。以前のblog記事で、勤め先の大学近くの街食堂(町食堂)ゑちごやさんで、ご飯を大盛りにしてとんかつ定食をいただいたことを書きました。Facebookにblog記事をアップしたことを書き込んだところ、興味深いコメントというか知見(のご披露)をいただきました。

Facebookはアカウントがないとアクセス出来ないので、書き込みを含めて転記します。

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私のFacebookへの書き込み
昨日は晴れでした。日中はポカポカ陽気でした(個人の印象です)。今日もお天気は良さそうですね。三連休、お天気に恵まれた感じです。
本日のblog記事は、とんかつ定食です。少し前に宮代町のゑちごやさんでいただきました。ご飯を大盛りにして、満腹になりました。

読者の方からのレス(コメント)
「厚めでサイズも大きいので、ご飯は普通盛りでは足りない」こういう消費行動もあるんですね。(完全)補完型と言いますね。逆は「とんかつが大きいので、ご飯は少なめに」ということで、(完全)代替型ですね草

私からのレス(コメント返信)
〇〇先生、おかずが少ないと、その分ご飯を多めにすることもあります。これも代替型でしょうか。主食が基本という学生時代の食生活を今も引きずっています。
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補完財と代替財に関する解説をネット検索してみました。


井上靖の『しろばんば』に旅先の旅館で朝ご飯を食べるシーンがあります。主人公は品数が多いおかずに合わせてご飯をお代わりして食べ進めます。最後に卵焼きが残っていて、更にご飯をお代わりしようとして同行者に止められるという件(くだり)です。「まだ卵焼きが残っている」、妙に印象に残っていたりします。

宴席で品数が多い場合は、ご飯ではなくお酒を合わせるので問題が生じることはありません。旅館の朝食では、どうしてもご飯を食べ過ぎてしまいます。最近、増えているビュッフェ(buffet)スタイルのホテルの朝食でも、どうしてもご飯(やパン)を食べ過ぎてしまいます。

さて何だか前置きが長くなりました。かつての学食では、おかずの品数や分量が多いメニューはあまり多くなかった気がします。質よりも量的な部分はあれども、おかずの量はということで、量を補うためにご飯を大盛りにして食べることもしばしばでした。

昨今の学食では、おかずの品数も量も多く、相対的にご飯の量は少なめという感じになってきています。さらにダイエット志向で学生さんもご飯は少なめでと注文される方も増えている感じです。ご飯を予め少なめとしたランチメニューも準備されていたりします。時代とともに食生活は変化しているといったところでしょうか。

四川麻婆豆腐定食、ご飯大盛り
ロースかつ定食、ご飯特盛り
唐揚げ定食、ご飯大盛り

勤め先の大学では鶏の唐揚げ定食が人気メニューの一つです。大ぶりの唐揚げが5個ほど載っています。ご飯は大盛りでないと食べきれない感じです。補完型から代替型への食生活というか食習慣の変化、簡単ではありません。「まだ唐揚げが残っている」と心の声が聞こえてきそうです。

2024年5月5日(日)公開

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