2020年の抱負

皆さんは、2020年をどんな一年にしますか？
僕は、年明けまで全然考えていませんでした。

「楽しいこと見つけて、それに全力で頑張りたい。」
そんなことを、ぼやっと思っていた。

でも2020年1月1日にヴェネチアをぶらぶらして、2020年どうしたいか考えてみました。

この気持ちを忘れないように、いつかの自分宛にnoteを書いておきたい。2020年1月1日の自分が何を感じたのか、いつか読み返して「ふふっ」となるように。

与えられてばかりの2010年代

10年前に大学に入学した。これも絶える事なく愛情を注ぎ続けてくれて、育ててくれた両親・祖父母・その他数えきれない人々のおかげ。

初めて挫折を味わい、色んな悔しい思いをした部活動。色んな人の支えがあってやり遂げることができた。部活の仲間やコーチ、ドクターのおかげ。

大学を卒業出来たのも、バイトもせずに留年までしてしまった僕のために学費を納め続けてくれた両親のおかげ。

運良く入社した会社で、なんとか5年間働けている。これもメールの書き方やネクタイの結び方もわからなかった僕に手取り足取り教えてくれた上司や同期のおかげ。

会社の研修で訪問したフィリピンとある島で、「日本の支援があって良かった、ありがとう！」と言ってくれた島の人々。あの時、「僕のやりたい国際協力ってこういう優しさの連鎖かも」と気づかせてくれて、ありがとうございます。

初めての海外生活で戸惑うことばかりで迷惑をかけて、かつ十分に仕事の成果も出せない僕を暖かく見守ってくれる職場。そして、組織は違えど一緒に過ごしてくれる友人。

こんな文章では書ききれないほど、多くの人に僕は育ててもらいました。

本当に色んな人、たくさんのものを「与えてもらった」10年間でした。

2020年からの10年間は、恩返しをしたい

与えられてばかりだったからこそ、2020年からの10年間は何かを「与えられる」人間を目指したいです。

「与える」って、なんか上から目線で傲慢な気もするので「恩を返せる」人間になりたいです。

「恩返し」の気持ちを言葉だけでなく、自分にしかできない行動で返していきたいです。

しかし、一体、自分に何ができるのか。

僕は、びっくりするくらい凡人です。話も上手くなければ、スポーツも特別できない、何かを突き詰めてやることも得意ではない、未来が見えるわけでもないです。そんな僕は何が優れているのだろうか、と考えます。

自分が人に与えられるものってなんだろうか。自分が人より優れているものはなんだろうか。

振り絞って考えてみると、自分の良いところは、「素直さ」と「感謝」できる事かなと思います。

間違いに対しては謝ることもできるし、物事に嘘はつけない性格です。実はそれって簡単なようで、意外とできない人は多いのかなと思います。

毎日の日常に「感謝」できています。何言ってんのって感じだけど、「当たり前」に感謝するのって意外と難しい気もします。

全然まとまらないけど、そんな僕が持つ強みを色んな人に伝えて「恩返し」をしていく、そんな10年間にしたいなと思います。

2020年はどんな1年に

やっぱり「感謝」を忘れない、そして伝える一年にしたいです。当たり前や日常に有り難みを持って過ごす１年にしたいです。

「有る」ことが「難しい」と書いて、有難いと読む。そんなこの瞬間の当たり前に「ありがとう」という気持ちを込めることに、この１年取り組みたいです。

でも「有難い」という気持ちを、常に頭に入れておくのも大変だから、行動で示していきたいです。

具体的には、何かを与え続けること（GIve）を意識したいです。

「とりあえずGive」

僕に対する見返りはいらないから、Give。僕は恵まれている。だから僕には返さなくていいので、誰か別の人にその気持ちを返して欲しいです。

「エネルギー出せば出すだけ沸いてくる」と言った方がいるが、「感謝すればするだけ、感謝の気持ちは湧いてくる」と思います。

「Giveすれば、しただけGiveしたくなると思う」感謝の気持ちは途切れることがない。

こうしてGiveの循環・感謝の循環を僕の周りで作り出していきたいです。

また、2020年は僕がマラウイにいることができる貴重な１年です。この国に本当に感謝しています。この国の心の暖かさに本当に感謝しています。

この1年間でマラウイに対して何ができるか、どんな恩返しできるか、明確な答えはないけど、この国の未来のために僕は一生懸命働きたいです。

まとまりなくなってので、とりあえずこの辺で。

周りの人がHappyでありますように。

2020年もどうぞ宜しくお願いします！