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今日は父の誕生日(一分ぐらいで読めるエッセイ)

今日は父の誕生日。
生きていたら何歳になるんだろう。
父が居て、母が居て、僕が生まれた。
僕が居て、妻が居て、息子が生まれた。
息子が居て、その嫁が居て孫が生まれた。
当たり前の事だが、深く考えると不思議な事だ

父の生まれたのは昭和4年。
戦前である。戦中、戦後の中を生き抜き
私達には解らない苦労もあったであろう。

敗戦を知った時父は、悲しみにくれたらしい。
もう少し戦争が長引いたら、父は特攻に行っていた
と、語ってくれた。
「死をも覚悟していた」と。

焼け野原になり絶望を感じながらも日本人は
希望を持ち復帰させて行った。
そのバイタリティーは日本古来の物かも知れない。

父達の世代は凄かったと想う。
何も無いところから、建設していく。
そこには希望があった。
希望こそ生きる活力。
希望は夢を叶える為には絶対に必要不可欠な条件。

夢と希望を無くした時、または奪われた時、
人はどの様になるのだろうか?

生きる力を無くすのか?
絶望とはそれほど酷な事なのか?

生きる為には希望は持ち続け無ければならない。
どんな事があっても。
生きる為に!希望は持ち続けようよ。
夢に向かって。

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