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梅の花を観て(240字のエッセイ)

梅の花を観ると、梅の実を想う
梅の実を観ると、梅干しを想う
梅干しを考えると、唾が出てくる
条件反射って不思議だ
梅の花を観ても、唾は出てこない。
実になって、加工された時にその物の真価がでるかな?

人間もそうなのかも知れない。
年齢や経験を重ね、その人の生き様で
人としての真価が問われなかな?

それは、姿、形、顔の表情に表れるかも知れない。
隠していても、隠しきれない物かも知れない。

幾ら名誉があっても、幾らお金持ちであっても、
死んだら持っては行けない。

後わずかな人生を、悔いのない様に生きたい。



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