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ikeda909
暦に想う(400字のエッセイ)
閏年。
私の人生に於いてさほど意味を為さない。
四年に一度、一日増えても私には何も変わらない。
ただ、地球に於いては意味がある。
四年に一度の閏年が無ければ、
長い年月が経つと季節が暦と合わなくなってしまう。
私はいつも想う。
暦は、誰がどの様に作ったのだろうかと。
昔からある暦。
天体観測しながら作ったのであろうか?
望遠鏡もない時代にどの様に観測していたのだろう。
昔の人は目が良かったのかな?
世の中には、私の理解できな事は星の数ほど有る。
私の知らない事を知っている人は、やはり星の数ほどいるだろう。
だけど何も知らない私でも、私は充分に生きてきた。
私に理解出来ない事を知っている人達のおかげで、
私は暮らしてきた。
本当に人間の世界は不可思議そのもの。
多くの人達に支えられて今を生きる。
長い年月、生きてきたけど
自分の知っている事なんて
ほんの僅かだろう。
謙虚にならなくてはいけないな〜
「頑固な爺さん」と、言われない為にも。
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