テラスハウス出演・木村花さんの訃報を受けて
テラスハウスに出演されている木村花さんが亡くなられました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
死因は不明ですが、木村さんに対してネット上で誹謗中傷が多く集まっていたことが原因ではないかと示唆されています。
ここから早速本題です。
少し見方を変えると、死因は明らかではないのに、誹謗中傷をしていた人たちへの誹謗中傷で、Twitterが溢れかえってます。
木村さんはSNSでの誹謗中傷がトリガーとなって自殺したのだと。
「アンチ死ね」「おまえらは人殺し」だと。
これで死因が、例えば不慮の事故だった場合、どうするのでしょうか。
今度は木村さんを誹謗中傷していた方からの、反撃が始まるでしょう。
「よくも俺たちのせいにしてくれたな」と。
SNSでの誹謗中傷を勿論少なくしていくべき問題ですが、そのアンチたちに対しての誹謗中傷なら許されるのでしょうか。それでは彼らのやっていたことを自分自身で体現してしまっていることに他ならないのではと。
正義の名の元であれば何を言ってもいいという考えから直していかないと、このネットでの誹謗中傷問題が改善に向かうことはないだろうなと思います。
最近だと「自粛警察」という過度な正義を揶揄する言葉ができました。これの新しかった所は、正義の名の元でなら何をしてもいいという考えが透けて見える行動を、人々が滑稽だと捉えるようになったことです。
今回の件「木村警察」などと言われないよう、真摯に喪に服すことが大切なのではないでしょうか。
2020年5月24日追記
ネットでの誹謗中傷に対して、「相手は人間だぞ」的な呼びかけしてる人多過ぎるな。相手が人間だと分かってるからやってるだろうに。
自分が攻撃を受けない所で、どれだけでも相手を攻撃できるってのはめちゃくちゃ有利。
戦闘での必勝パターンでもある。
戦争をみてればわかる。武器がどんどん遠距離化していったのと同じ。
そして有利な立ち位置に立てるってことは誹謗中傷する人たちにとっては「気持ちいい」ことだから、誹謗中傷は一生無くならない。どれだけ厳しく法で罰しても、殺人が無くならないのと同じ。
そういうことをやる人たちにとっては、相手を攻撃することが、自分にとってメリットがあり、自分にとって正義なのだから。そういう人になるかどうかは、成長していく過程で、ある程度決まってしまうから、いくら呼びかけをしても無駄。
じゃーどうすればいいかって、SNS側が書き込めなくするか、攻撃を避けてSNSを辞めるしかない。それしか方法は無いと思う。
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