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株の学習 その6

ポートフォリオって、これまでは日本国内での市場で、業種別に分類するくらいに考えていたんですが、どうやら、そうじゃないんですね。

ってことで、HAL君に聞いてみます。



多層構造の資産ポートフォリオ

HAL君、これまでの説明を考慮すると、資産ポートフォリオは、単に株の業種、規模、時間的ポートフォリオだけでなく、国別、通貨別、資産クラス別のポートフォリオを複数比較検討し、現在の市場状況に最適化することが必要だと思われますが、その理解で正しいですか?
補足があれば、追加の情報を説明してください。

HAL君 曰く『その理解は非常に正確で、投資の基本的な原則をよく捉えています。
資産ポートフォリオの管理には、業種、規模、地域、通貨、時間枠、そして資産クラスといった多くの要素を考慮し、現在の市場状況、そして投資家自身のリスク許容度や目標に最適化することが必要です。』

やっぱり、そうなんですね。
しかし、面倒くさそうですねぇ…。

『そのための一部として、以下の要素がポートフォリオ管理の一環となります。

1.業種・規模の分散:
業種や規模の異なる株式に投資することで、特定の業種や規模の企業が直面するリスクを軽減します。

2.地域・通貨の分散:
異なる地域や通貨の資産に投資することで、特定の地域や通貨に依存するリスクを緩和します。

3.時間的分散:
投資は長期的な視点を持つことが一般的に推奨されています。
これは、市場の短期的な揺れ動きに左右されるリスクを軽減するためです。
これはドルコスト平均法とも関連しており、一定の期間にわたって定期的に投資を行うことで、購入価格を平均化し、市場のタイミングによるリスクを軽減します。

4.資産クラス間の分散:
異なる資産クラスに投資することで、特定の資産クラスが直面するリスクを軽減します。
株式、債券、不動産、現金、商品など、各資産クラスの特性とリスク/リターンプロファイルを理解し、これらを組み合わせることで、全体のリスクを管理し、目標とするリターンを追求します。』

凄く多層構造な投資ポートフォリオが目に浮かびます。
今更、言うのも何なのですが、お金の維持管理って、大変なんですね。
資産家、お金持ちって、苦労が多そうだなぁ。
貧乏な私には、わからない苦労ですね…。

『これらすべての要素を考慮に入れて、投資ポートフォリオは自身の金融目標、リスク許容度、投資期間に合わせて調整されるべきです。
また、定期的なレビューと調整が必要です。
市場環境、経済状況、そして個々の金融状況や目標が時間とともに変化するため、ポートフォリオもそれに合わせて適応する必要があります。

なお、このような複雑なポートフォリオ管理を個人で行うのは難しい場合もあります。
そのような場合、専門的な知識を持つファイナンシャルアドバイザーや投資顧問と相談することを検討すると良いでしょう。』

定期的に見直して、調整をするということは、とても重要に思います。
大体、見ていないときに限って、大きな痛手を被る事件が起こったり、崩れたりしますよね。
マーフィーの法則。

個人で管理するのは、確かに大変そうです。
しかし、専門家という人に託すというのも、個人的には抵抗があるんですよね。
だから、自分で頑張って、限定的にでも自分で作ろうと思っています。

自分でやるために、もう少し詳しく聞いてみます。



株式の分類と特徴

HAL君、前の回答を考えると、資産ポートフォリオとは、非常に多角的で、且つ、立体的なイメージの構造をしていると感じました。
もしも、こうした、多角的視点が必要なら、クオリティ株、グロース株、景気敏感株といった、一般的に「景気や市場動向に反応する」という、要件においても、資産ポートフォリオを組んだ方が良いと思われますが、見解はどうですか?

HAL君 曰く『その理解は正確です。
資産ポートフォリオの管理は、各投資が市場や経済状況にどのように反応するかを考慮に入れることが重要です。
そして、それには、あなたが挙げたようなクオリティ株、グロース株、景気敏感株といった異なる特性を持つ株式を考慮に入れることも含まれます。』

おー、意外といいポイントをついているみたいですね。

『・クオリティ株:
これらは堅実で安定した業績を上げる企業の株式を指します。
これらは経済が不安定な時期でも比較的よくパフォーマンスを上げ、ポートフォリオを安定化させる役割を果たすことができます。

・グロース株:
これらは急速に成長している企業の株式を指します。
これらの企業は、しばしばより高いリターンを提供しますが、一方で価格変動が大きく、リスクも高くなります。

・景気敏感株:
これらは、一般的には経済の景気循環に敏感に反応する企業の株式を指します。
これらの企業は、経済が好調な時期には特に良いパフォーマンスを上げることがあります。』

この分類を、国別にポートフォリオを組むと、結構面倒くさいかも。
でも、先ずは日本株でポートフォリオを作ってみたら、これって、結構楽しいかもね。

『これらの各種類の株式をポートフォリオに組み込むことで、市場や経済の異なる状況に対するポートフォリオの耐性を向上させ、リスクを分散することができます。
したがって、これらの異なる種類の株式を考慮に入れて資産ポートフォリオを構築することは、効果的な投資戦略の一部と言えるでしょう。』

変化する市場の状況だとか、突発的な事故事件、中央銀行の金融政策と、その失敗や成功…。
いろいろな条件下で、どう動くか試してみたくなってきました。
今、危ういくらい株価が上がっていますが、さぁて、どうなるんでしょうね。

ってことで、続きは次回です。

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