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世界王者の乾友紀子が引退発表、「世界の井村」と極めたアーティスティックスイミング(AS)

アーティスティックスイミング(AS)で16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの乾友紀子(32=井村ASク)が、現役引退を発表した。乾友紀子は2016年のリオデジャネイロオリンピックで銅メダル🥉。政治的理由で最強ロシア🇷🇺が参加しなかったとはいえ、 2022年と2023年の世界水泳選手権の女子ソロのフリールーティン(FR)とテクニカルルーティン(TR)で優勝という前人未踏の快挙を達成している。
 自分が乾友紀子を『すごい』と思えるのは、鬼とも呼ばれる井村雅代コーチの厳しい練習に、唯一耐えられたのが彼女だけだったこと。他の選手は音を上げてしまったそうだ。その甲斐あっての栄冠だった。井村雅代コーチは日本でも中国でも「シンクロ界の母」と呼ばれる存在であった。しかし歯に衣着せない発言からか、2021年6月に日本水泳連盟から「東京オリンピックを最後に、全日本チームを退任して欲しい」と要請された。名将を大切にせずに粗末に扱った日本水泳連盟に失望を感じると共に、「世界の井村」の教えを見事に体現して「世界の乾」となった乾友紀子に天晴れを上げたい。できることならパリオリンピックで金メダル🥇を取って欲しかったが、齢33歳と体力も限界に来ていたのだろう。まさにお疲れ様でした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/caf82132fe498e527b205eee03b0ece7398e0bc4


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