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末廣圭「麗しの人妻」

末廣圭「麗しの人妻」。電子復刻第81弾。官能ロマン小説なので、今日のお話しは、女性の方々は読まなくて結構。今回は豪華人妻三本立て。
1️⃣31歳の目覚め
親の電子部品メーカーの専務である内海修平は、33歳にして未だ独身。7年前に万座温泉で、初スキーに難渋していたところを、スポーティな美女・林留美子に助けられた。その7年後に、突如として留美子から連絡があった。彼女は結婚して、与田留美子となっていた。亭主の留守中に七里ヶ浜の自宅を訪れたものの、男女関係に何の進展もない。それなのに、留美子は修平のツレナサを責める。よくよく聞けば、留美子は夫との結婚まで、処女だっただけでなく、男性と接吻すらしたことがなかったと言う。つまり彼女は性行為拒否症に陥っていた。
2️⃣同級生のお母さん
3年A組のアイドルである寺島悠。三つ編みが愛らしく、クラスの男子の憧れの的。そんな彼女から、秋野大輔はボーイフレンド代表として、悠の母親である雪子・37歳の誕生日パーティーに誘われるという幸運に遭遇した。しかも悠の自宅を訪れた際に、夫がニューヨーク駐在なので、用心棒として、こっそり雪子から携帯電話の番号を交換した。悠が祖母の実家に泊まりに行った際に、雪子に呼ばれた大輔は、自分が彼女の初恋の相手にそっくりだったことを告げられる。
3️⃣息子の嫁
IT部品メーカー「戸部工業」代表取締役会長である戸部将也・58歳は、3年前に妻の淑江、3年前に先立たれた。妻が生前の頃から、志津子・43歳という愛人が6年前から居た。しかし妻が居なくなってから、むしろ同居を始めた長男・雄二の嫁である美穂に関心を奪われていた。1年半前に26歳で息子と結婚した美穂は、銀行の先輩で絶世の美女だった。一つ上の姉さん女房だったが、酒に弱い雄二と違って酒豪なので、嫁との差しつ差されつが、将也の楽しみとなった。ある日、美穂の不倫を目撃した将也は激しく不機嫌になる。しかし相手の男は美穂の兄で、彼女が将也の自分への愛を試すためのお芝居だった。
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