見出し画像

浅草「飯田屋」泥鰌の大トロ

宴会の下見も兼ねて浅草「飯田屋」へ。泥鰌料理で有名な老舗。これまで「駒形どぜう」は何度か行ったが「飯田屋」はお初。さっそく名物の「どぜう鍋」@1850をオーダー。骨ありと骨抜きの2種類あるが「どぜうなら丸鍋」の信念の下、骨ありを選択。最初に鉄鍋で割下に浸った泥鰌が出てくる。ガスコンロでグラグラ煮ながら、別皿に山のように盛られた葱をたっぷりと投入。仕上げに薬味好きとしては七味と山椒をパラリと振りかける。これぞ「どぜう鍋」三変化。ドッサリ入った泥鰌たち。フルフル柔らかい身は、泥鰌の大トロと言えよう。骨の引っかかる食感が、ソフトな口当たりの中で、魚としての存在感を主張する。これは「ほねぬき鍋」なら、赤ん坊でもスルスル食べてしまうだろう。甘く辛い主張のハッキリした割下による、下町の濃厚な味覚に魅せられる。お店は建屋も歴史ある重厚な造り。はとバスコースに入っている数軒の名所旧跡的な老舗料亭にありがちな横柄さもなく、ここはとっても懇切丁寧で安堵。
https://s.tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003687/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?