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韓国式ソーセージ「スンデ」

新大久保駅から歩いて5分。新大久保駅から西武新宿駅に向かう途中を脇に入る。ラブホが点在して、夜は心細そうな通り。しかし日中は若い女性も闊歩。「辰家」には「スンデ」がある。「スンデ」とは、豚の腸に餅米や春雨を詰めて蒸した「韓国式ソーセージ」。お店は開放的で入りやすい。ママ友軍団がいくつも入店で賑やか。

 オーダーはその「スンデ」がたっぷり入った「スンデクッパ」@1360。先ずは韓国定食らしく小鉢がズラリ。カクテキ、キムチ、水キムチ、蒟蒻炒め、もやしナムル、アミ塩辛など。特に蒟蒻炒めは甘辛くて美味しい。やがてグラグラ煮えた「スンデクッパ」が登場。本来ならライス投入🍚するところだが、やや味が薄い気がして別々に食べる。途中でコチュジャンを投入。食べるうちに舌が味に馴染んでくる。肝心の「スンデ」は真っ黒で、皮のような物に包まれて、ちょっと不気味。おまけに数少ない苦手な食べ物である春雨が筒状に詰まっている。とはいえ断面しか見えず、個性の強い味であまり春雨意識をせずに済んだ。他には軟骨が噛んでコリコリと楽しい。他のメニューでは「サムギョプサル」が断然お得。次に来たら「サムギョプサル」でいこう。

 お店に流れる女性歌手の韓国ポップスを聴きながら、その歌いこなしに『あゝ、日本って(経済も芸術も)韓国より上だと思っていたのだろうが、今や完全に抜かれちゃったんだな』と思った。新大久保駅への帰り道にも行列の韓国料理店の数々。日本とは意欲もエネルギーも違う印象。

https://s.tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13004137/


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