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第1回大相撲どすこい研「上手投げ」

 NHK-BSで「大相撲どすこい研」(司会:今田耕司、ゲスト:NHK藤井康生アナ、スー女の市川沙耶、メインゲストは元横綱・稀勢の里こと荒磯親方)。9月6日の第2回「立ち合い」から観たが、第1回放映の「上手投げ」が再放送になって視聴。とにかく派手な技。豪快に相手をぶん投げる。上手投げといえば浅香山親方である魁皇。上手を取った後の強さは抜きん出ていた。上手投げで最も勝った力士は現役では白鵬、通算では潮錦。この番組で興味深かったのは、上手投げvs.下手投げの対決。身体を上から被せる上手投げが圧倒的に有利だと思い込んでいた。しかし実際には、そこそこの勝負。例えば、上手投げする相手の足を跳ね上げて、潜り込んで打つ下手投げには勝機がある。代表的な事例として、輪湖時代を築いた輪島と北の湖。かたや黄金の左で下手投げを繰り出す輪島。これに対して強烈な右上手投げを放つ北の湖。二人の対決は輪島24勝vs北の湖22勝だが、輪島下手投げ6勝vs北の湖上手投げ1勝。なべて全力士の過去6場所で上手投げ9勝vs下手投げ4勝。
https://www.nhk.jp/p/dosuken/ts/G9W71XY6L3/

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