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自分的に大関No.1は魁皇、No.2は旭國

【「平成以降の大関」で好きな力士ランキング】が発表になったので興味深く読んだ。第1位はなんと朝乃山。こういう投票は現役力士が優位に決まっているし、一年もの謹慎に同情票が集まったのだろうか。ちなみに第3位は貴景勝。第22位の出島から順繰りに読んでいくと、いずれも個性豊かな名力士が並んでいる。「北海の白熊」こと北天祐。愛子様がファンだったのに野球賭博で角界追放された琴光喜。食いついたら離れない「ピラニア」こと旭国や、歌手もどきの増位山、尾車親方の琴風、高田みずえと結婚した「南海の黒豹」若嶋津が、昭和ということでランクインしていないのが残念。この特集は「横綱」でなく「大関」だから面白い。
 自分が投票するなら、何と言っても第2位の魁皇がNo.1である。優勝を5回もしながら、どうして横綱になれなかったのか不思議な大関(そういう意味では3回優勝の小錦もそう)。連続優勝という昇進基準の規定に縛られ過ぎた不合理であろう。とにかく上手を取ったら強かった。もう誰も太刀打ちできない。そして差された時の極め出しや小手投げの強烈さ。しばしば対戦相手の腕が折れてしまうほどの剛力無双だった。それでいて仲が悪くなった旭鷲山と朝青龍の喧嘩に割って入って、騒動になるのを止めたりする人の良さ。まさに気は優しくて力持ちの典型である。できれば浅香山親方のような方に、日本相撲協会理事長をいつかは務めて欲しいと密かに願っている。
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/604418/2

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