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「焼き麺」とはいったい何だ⁈

 学習院下から高田馬場に向かう道の途中で見つけた「焼き麺」の幟。『「焼き麺」とはいったい何だ?』との好奇心に駆られて「焼き麺劔」に入店(そもそも好奇心だけで生きている)。カウンターだけのお店で店内は真っ黒に統一。お客さんはほぼ若い男性が中心(大半が早大生か)。

 もちろんオーダーは「焼き麺」。貼ってある「食の心得」を読むと、以下の工程が推奨されており、手順に沿って食べ進んだ。①鰹節を擦って待つ(鰹節だけでなく唐辛子の粉も一緒)→②出たらスープを味合う(ほぼ家系ラーメンのコッテリ)→③麺とスープをかき混ぜる(あまり混ぜる意味ない)→④麺の2段階の食感を賞味(焼き麺の焼いた部分と焼かれていない部分を比較)→⑤鰹節をかける(ややピリ辛に)→⑥紅生姜を入れる(結構な味変になった)。 

 結論から言えば焼き麺は香ばしかった。中華「梅蘭」の焼きそばのような感じ。おそらく高温の油で揚げるように焼いたのだろう。焼けた部分とそうでない部分の食感のコントラストも楽しかった。スープは「天下一品」並みのドロドロ。横浜家系か京都ラーメンかという感じ。自分の歳にはハードなスープだったが、紅生姜を入れると途端にマイルドになるのは九州トンコツラーメンと同じ。味も複雑味が出て、もっと早く入れておけばよかった。

https://s.tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13121750/

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