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広島カープの大黒柱エース北別府学投手逝く💧

元広島カープの北別府学投手が白血病で逝去。行年65歳、自分と同じ学年の方だった。何よ名前が印象的で、人懐っこい笑顔だったので残念である。広島カープ黄金時代の、赤ヘルのエースだった。都城農高からドラフト1位入団。78年に10勝を挙げて頭角を現すと、11年連続で2桁勝利。5度のリーグ優勝、3度の日本一に貢献し、最優秀選手、沢村賞、最多勝など数々のタイトルを獲得。広島カープ一筋で、94年の引退まで息長く活躍。通算213勝141敗5セーブ、防御率3.67。広島で1軍投手コーチを務め、12年に野球殿堂入り。



 広島カープには伝統的に好投手が多く輩出しており、投手王国とも呼ばれた。古くは安仁屋宗八、外木場義郎、金城基泰、佐伯和司、池谷公二郎、高橋里志、津田恒美、山根和夫、大野豊、川端順、長冨浩志、川口和久、高橋建、永川勝宏、佐々岡真司、黒田博樹、前田健太。江夏豊がいたこともある。そして今も床田寛樹、九里亜蓮が防御率レース上位を競い、他にもエース大瀬良大地、最多勝経験者の岡田明丈、新人王だった森下暢仁と栗林良吏。そんな中で北別府学投手は、決して球は速くなかったが、多彩な変化球と正確無比なコントロールで、広島カープで歴代最高の勝利数を挙げた功労者である。早逝まことに残念である。

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