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大日本聖書館「新約全書」

尾久キリスト教会の高橋武夫先生が、大日本聖書館「新約全書」ヨハネ伝の冒頭を紹介された。口語訳では「初めに言があった」と訳されるが、文語訳では「太初に道あり」で「はじめにことばあり」と読む。明治32年に日本で最初に翻訳された聖書の文語訳。革装にして金箔貼りの豪華版。この先生は、よく調べているし、話が上手い。柳昇の落語「里帰り」の話も面白かった。ある敬老ホームでは「農家の無料販売所では、生の椎茸より、干からびて日数の経った干し椎茸の方がずっと値段が高くて価値がある」。さすがは話のプロ、綾小路きみまろ並みの巧みさ。ときどき人生相談にも乗って頂いている。2017年
http://oguchristchurch.jp

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