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夫、全面自供【緊急SR会議開催】

これまでのお話し

小さな偶然から夫のデリヘル通いが発覚
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静かに証拠を集め話し合い(第一回SR会議)に備えることを決意
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約半年でおよそ8回(2~3万/回)くらいは通っていたことがわかる
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夫がデリヘルを予約、知らんぷりで見送る
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夫婦関係の修復(セックスの復活含む)を善処
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再度のデリヘル予約
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耐えられず緊急会議の開催を決定、帰宅する夫を待つ



この日は仕事の予定だったので、家にいる私を見て夫はとても驚いたようでした。

まずはちょっと相談があるので時間を作って欲しい旨お願いし、

スマホをお預かりして別の部屋に置いてきました。

戸惑った様子でしたが一緒にテーブルについてくれたので

準備した単語帳を出し、

夫婦関係をよくするために会議が必要であると感じていていること

持続可能な夫婦関係を構築するために一緒に考えて欲しいことがあることを伝えました。

そして、本題であるカードを出し言いました

声に出して読んで。


「『◯◯がデリヘルに行っているのがとても悲しい』…はい(苦笑)」


ちょっと脱線します。

この、開戦時の“(苦笑)”には未だにややムッとしてるんですよね。
「あ…バレたか」
みたいな。
でも咄嗟の反応としてはまあそんなものかなと言う気持ちもあって。

デリヘル発言が不意打ちだったのなら
(驚)か
(怒)か
(泣)か
(笑)くらいしかないじゃないですか。
防御反応としては(苦笑)くらいしかしようがないかなとか。
夫にはもっと動揺して欲しかったのかもしれません。


戻ります。



何か言うことはある?
「いや、まずはみーおんの気持ちを聞く」

悲しかった、不安だった、
このまま見なかったことにしてやっていくことはできない

二人の関係は二度と元には戻れないけれど
関係を修復していきたいのか
離婚したいのかも含め
話をしたい


私の気持ちをお話すると、夫の方から、なぜデリヘルに行くようになったかを話し始めました。


「初めて行ったのは△△の試験の時なんだけど」
「みーおんにセックスしたくないって言われたのがきっかけで、こういう世界もあるんだってサイトを見るようになって」
「2人目が生まれてから本当に夫婦だけの時間がなくて、みーおんはいつも疲れていてとても一生懸命“お母さん”をやっていて
子どもはとてもかわいいけど
あと15年くらいは2人だけで向き合う時間は取れないんだなって思ったらさびしくて
でもそれをみーおんに言ったら父親なんだから当然だって言われるんじゃないかと思って」
「セックスできない分はこっそり一人ですることもとても増えたんだけどそういう話しもする勇気がなかった」
「セックスできないからデリヘルに行ったのはそうなんだけど、おしゃべりできるのが楽しかった」
「今日もこのあと予約している、もちろん行かないけど、でも最近はどうしたらみーおんを気持ちよくさせられるかの勉強みたいになっていて
今日はローションを使ってみようと思っていたんだけど
でも今日行ったらもうおしまいにしようと思っていた」




私が知っていることと整合性もほぼ取れています。

最初に行ったときのことと
今日予約を入れていることを自分から話したことは少しびっくりしました。


ただ、突っ込みどころもたくさんあります。

セックスするようになってからも行っていたよね
今日で終わりにするつもりだったなんてどう信じろと
おしゃべりが楽しいと言ったってヤることはヤってますよね
寂しくてしょうがなく行ったみたいな感じだけど、吟味してわくわくしてすごく楽しんでますよね

総じて、浮かれてましたよね?


その後夫には
今まで行ったデリヘルの
日付・時間・金額・場所・名前・年齢
を全て自分の手で書き出してもらいました。

震える手でほぼ間違いなく書いていましたが

私にしてみれば忘れるはずのないように見えること

例えばとても長~く毎晩毎晩やり取りしていた女性の予約
(夫曰くシフトを見て予約するのではない出勤要請だったので予約の記録がなくて漏れてしまったそうですが、その人とその後個人的にやり取りが続いているのでは、それを隠しているのではないかと疑ってしまった)

一番最近のお気に入り女性の予約

私が子連れでちょっと遠出した時にすかさず入れた予約

などが漏れていたので
離婚届を机に広げて威嚇してしまった時もありました。


結局、半年で9回(延べ6人)
使った金額は約28万(ホテル代含む)
費やした時間は16時間半(交通時間を除く)


夫曰く
「そんなに使っているとは思わなかった」
「いったい何て馬鹿なことをやってたんだろう」

ほんとだよね。
心の底から同意するよ。

その日の予約はキャンセルしてもらい
風俗情報サイトのパスワードを変えました。
もちろんログインしなくても見られるし
新しいアカウントも簡単に作れますが
そこで少しでも我にかえる時間を稼げればという気持ちです。

そして女性たちとのチャットのうち
・子どもの寝かしつけ後に毎晩やり取りしていた女性
・3回リピートしこの日も予約済だったお気に入りの女性
のものを全て音読しました。

本当は他の人のも全部読み上げたいところでしたが、
なんせもう長くて長くて
(1日5通毎晩×約2ヶ月)
こっちが途中で力尽きてしまいました。

お忍びデートの妄想とか
チャットできなかった日の
「寂しいよ~」みたいなのとか
キス絵文字😘とか

悲しいわ腹立たしいわ気持ち悪いわで

途中ボロボロ泣きながらの音読でした。

(ちなみにチャットは今でも定期的に見ています。やめた方が自分のためかなと思いつつもやめられません。見るたびに新鮮な気持ちで傷つくので自分でもびっくりしています)


ここからは一問一答です。

2時間利用ってあまり一般的ではないのでは?
「イクのにとても時間がかかっていた(イケないこともあった)のと、おしゃべりが楽しかったから」

こんなにはまっていてやめられるの?
これから私だけでは満足できないのではないの?
「デリヘルの女性たちはどうしても他人で、最中に冷めてしまうことがとても多かった。だから毎回イクのに時間がかかってた。みーおんとこうやって話ができるならデリヘルはもう必要ない。行きたい気持ちもない。」

冷めてしまうっていう割には高頻度だし、チャットも楽しそうだけど?
「みーおんの言うとおり、完全に浮かれていたと思う」
「何人ともチャットしてモテている気分になっていた」
「例えが適切かわからないけど竜宮城みたいっていうか」
(⬆️適切じゃねえよ。完全に帰りたくなってるじゃないか)
「だから今回話をしてくれていい意味で現実に戻ったっていうか、あ、みーおんの方が現実なんだって」

私は二人の間でコミュニケーションが取れていると思い込んでいたんだけど、セックスできないと言ったことも気持ちの上でおおきかったの?
「“ことも”じゃなくて“ことが”大きかった、もうみーおんとは恋人のような関係には戻れないんだと思ってしまった」

小柄な女性ばかりだけど、本当は小柄な人が好みなの?
「それは違う。確かに何度も指名している人は小柄だけど、キャストにそもそも150cm台の人が多いだけ」

お気に入り女性は公称20歳だけど、若い人がよかったの?
「2人目の人が20代で、それまで20代のキャストはギャルしかいないと思ってたのにとてもいい子で、20代でも(自分が)大丈夫だなと思って」
⬆️これ今でも納得してません!!!
“いい子”なら若い方がいいってことでしょ?
テクニックや容姿は多少頑張れても、天然の若さは越えられないよ?!?!
今まで加齢への抵抗ってあまり感じてこなかったのですが
今回の件ですっかり老いることへの恐怖に染まってしまいました。

お気に入り女性は何がよかったの?
「元の職業が同じで話しやすくて、人柄もよかった。だからもう慣れない新しい人を指名するのがイヤだった」

一番きれいだったのは誰?一番上手だったのは?総合で一番よかったのは?
「きれいだったのと上手だったのは△△さん。でも性格がきつくてきれいすぎて緊張が取れなかったから総合では◯◯さん(お気に入り女性)。」
(こんなこと聞いてどうするのかとお思いでしょう。私もそう思ってるところです)

バレたら私がどう思うか考えた?
「まったく考えていなかった。今日話をされて突然目が覚めた。こんな風に話ができるならもっと早くこうしていればよかった。」


言いたいことはまだまだ残しつつも

夫は、でも、洗いざらい話してくれたように見えます。
私の気持ちも受け止めてくれているように見えます。

そして、落ち込むとか消沈するというよりは
私と二人で話ができることに心底ほっとしているように見えました。

(文中には書いていませんが謝罪も受けています)

夫は寂しかったんだな、スレ違ってしまってかわいそうなことをしたな

と思ってしまいそうです。

ほだされすぎかしら。
また裏切られるのかしら。

仲良しだと思っていた夫婦がなぜこんなことになってしまったのか
その考察は長くなりましたのでまた今度。



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