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フリートークレッスンは話のネタを準備しよう

フリートークって結構難しい

英会話の先生をやっていて、結構困るのが
フリートークを希望するのに
全然会話が弾まない時。
考えてみれば当たり前で、
言語が英語だというだけで、
相手と話すということは変わらないからだ。

英会話は話してなんぼ

リスニングだけしたくて
英会話レッスンを受ける人はほぼいないだろう。
というか、それならば、
PodcastやYouTubeで十分である。
今は世界中の便利な教材にすぐアクセスできる。
なのにもかかわらず、
英会話のレッスンを受けようと思うのは
「話す機会」が欲しいからではないのだろうか。
そうならば、話してなんぼだろう。

先生を選ぶときは話が合いそうな人を選ぼう

私は旅行好きでスポーツのコーチなので、
そういう人が選んでくださることが多いのだが、
まれに、「どうして私?!」という場合がある。
それはお互いに不幸だ。
だって、話が膨らまない。
もちろん仕事なので頑張って質問したり
意見を言ったりするのだが
興味がない場合はそれを悟られないようにするのに必死だ。
人なので、話が合う合わないはある。
だから話が合いそうな人を選びましょう。
以前、私は正直レッスンが盛り上がらず毎回苦心していたのに
なぜか定期的に受け続けてくださった生徒さんがいた。
毎回、レッスンが終わるたびに謎だった。
その生徒さんにとっては、有益だったんだろうか。。。

自分が持っている手札で話せる内容は?

日本語でも語るのが難しいことを
英語で表現するのは相当大変である。
ましてや、英語がそんなに上達していないうちは
使える表現も少ない中での話になる。
なので、自分の趣味でもいいし、仕事、好きな国、食べ物、なんでもOK。
自分が持っている「手札」(使える表現)で表せることは何か考えよう。
無理はしなくて良い。

これについて話したい!とリクエストしよう

映画について話したいとか、旅行先についてとか、
フリートークとはいえ指定しても良いのだ。
その方が双方楽な場合もある。
話が流れていくのも良いが、続かなかったときが結構大変。
講師が苦し紛れにした質問が
自分が好きじゃない話題だったらどうする?
フリートークといえどレッスンなので
生徒側の要望は全然アリである。

フリートークは講師側の傾聴力が鍛えられる

前述の通り、
英会話レッスンは生徒さんに話してもらわないといけない。
なので、講師側は傾聴力が必要である。
話を聞きながら、間違った表現はないか、
違う意味に聞こえてしまいそうな言い回しはないか。
チェックしながら、でも内容にも耳を傾けている。
英語もさることながら、
そもそも傾聴力がないといけない。
講師としては、傾聴力が鍛えられる大変ありがたい場面だ。

余談:子供のフリートークはやめましょう

ご本人が選んだ場合を除いて、
大人の講師と子供さんのフリートークのレッスンを親御さんが入れるのは
やめましょう。
よく考えてください。
初めて会った大人とフリートークする場面ってどんなのですか?
日常でも、ふたことみことです。
レッスンだと、サービスにもよりますが15分〜30分くらい
これは結構大変です。
臨機応変に話せるようになって欲しいという願いはわかりますが
せめてシチュエーションを指定して下さい・・・
沈黙になるわけにもいかず、
まして人見知り前回のお子さんの場合
本当に講師はしんどいんです。。。
お子さんもしんどいでしょうし、
英語でコミュニケーションができなかった!と
トラウマになってしまいかねないので
やめてあげましょう。

まとめ

英会話レッスンでフリートークを受ける場合は
話のネタを持って臨もう。
そして、先生も人間で相性があるので
話が合いそうな先生を選ぶのがポイント。
生徒さんと、レッスン後、しょっちゅう2時間くらい話し込む!
ということもある。
それくらいの人間関係ができていれば、
レッスンも楽しい!!

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