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口の周りに出るお知らせに気づいたら

東洋医学の診断法は4つあります。

そのうちの一つに「望診法」があります。

望診法とは、
顔の色や肌の調子、
目や口の周りの状態、
舌の色や爪、髪の毛、目の中などを見て、

その人の体質や今のカラダの状態を
さらには心の状態をも見ていく方法です。

実は望診法を学んでいなくても
何気に使っていることも多いです。

人と会った時に

「この人、今日は顔色がいいな」とか、
「疲れてそう・・・」とか、

なんとなくわかります。

それこそ、無意識だけど
相手の顔色や姿勢や目の輝きなどを
望診していると言えます。

疲れてそうなら、
あまり余計なことは言わないでおこうとか、

顔色が悪かったら
一緒に食べるものをあっさりなものをチョイスしたり。

そうやって臨機応変に
対応してると思うのです。

自分のカラダのサインにも
同様に臨機応変に対応できると、

早い段階で体内の異常をクリアすることも可能です。

「顔」にサインが出ると
人から見られるのですごく嫌です。

ですが、それもカラダのやさしさで、

だからこそ、治したいと思うし、
何が原因かを知りたいと思うのです。

そんな顔の中でも
「口」周りに出るサインはすごく嫌です。

話をする口
食事をする口

人に見られやすいから。

口は消化器の一番最初の入り口です。

だから、胃腸の状態が
わかりやすく出る場所なのです。

口内炎や口角炎は
ご自身の胃の働き以上に食べ過ぎてしまって
炎症を起こしている状態。

口の中や唇が痛くて
食べるのにも困ります。

これは、

「今はもうこれ以上食べないで!!」

という胃腸からのお知らせになります。

「他の人と比べて食べてないのに・・・」
と思うかもしれないです。

ですが、

基準はあくまでも自分の胃。

自分の胃の消化力を超えないことが大事です。

わたしたちは意外と胃腸が弱いです。

ですが、それを自覚している人は少ないです。

たくさん食べても平気だから。
胃が痛くないから。
食べ過ぎても翌日には戻ってるから。

そうやって何十年も酷使してきたのが胃です。

口内炎や口角炎ができるのは、

その時点ですでに
胃の働きが低下しているということ。

口内炎や口角炎という胃からのサインを受け取ったら、

  • 少食にしてみる。

  • 甘いものを食べないようにする。

  • 冷たいものは飲まない。

など自分の胃を大切にすることです。

胃を大切にするのは
おうちご飯がやりやすいです。

自分を甘やかす。
自分を大切にする。

とは、

ご褒美に甘いものを食べたり
焼肉を食べることではなく、

夕食を抜いてみるとか、
脂っこいものをやめてみるとか
スイーツを食べないとか。

あるいは、ゆっくりお風呂に入ったり
何もしないで早くから眠るとか
足湯をするとか

それが甘やかすということだと思う。

そうやって意識を自分に向けると
幸せ度が増すと思うのです〜。





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