どのワクチンを接種するのかな?

https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210520-OYT1T50227/
モデルナとアストラゼネカ製ワクチン、厚労省部会が了承…2回接種に十分な量確保
 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会は20日、米モデルナ製と英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの製造販売の承認を了承した。21日にも2社のワクチンを田村厚労相が特例承認する見通しだ。接種が始まっている米ファイザー製に加え、国内で利用できるワクチンが増えることで、政府は、目標に掲げる7月末までの高齢者接種完了に向け、接種スピードを加速したい考えだ。
 政府が3社と契約したワクチンは計3億6400万回分に上り、国内の接種対象者(16歳以上、約1億1000万人)が2回接種するのに十分な量を確保したことになる。
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このニュースを読みながら思ったことは、ただひとつ。
私は、結局どのワクチンを接種するのか、ということ。
先日「予約」を申し込んだが、この時点ではファイザー製しか承認されていなかった。とうぜんファイザー製のものを接種すると思って申し込んだ。
ファイザー製のワクチンは保管がむずかしい。だから接種場所も保管に充分気をつけているだろうと想像できる「大規模会場」を選んだ。
しかし、今回のニュースで、実際は、どのワクチンを接種するのか、わからなくなった。
さらに、一回目と二回目の会場が違うのだが(一回目の会場は6月末で終了)、その場合、きちんとワクチンの選別ができるのか。
一回目ファイザー、二回目モデルナというようなことをどうやって区別するのか。
区別自体はコンピューターで処理すれば簡単だが、ある会場に何人分のファイザー、何人分のモデルナ、何人分のアストラということになったら、「配分」と同時に接種も識別が大変。
ある時間帯にファイザーが集中するとか、モデルナが集中するとか。ファイザーの人はあっちの列、モデルナはこっち列、ということが起きそう。
だいたい、どのワクチンを接種するのか、国民が選べないというのも変じゃないだろうか。
予約を受け付けるとき、どのワクチンを希望するか、をきちんと調べるべきだろう。「問診票」を当日もっていくことになっているが、「あなたは基礎疾患があるので、〇〇製ワクチンがいい」ということになったら、どうなるのか。だれが、どういう判断をするのか。受け付けだけで、大混乱しそうだなあ。
予約そのものも、とてもいい加減。というか、どうしてそうなるのかわからない部分がある。
あるひとは申し込み日初日の6月19日に申し込んだのに、接種できるのは一回目が8月、二回目が9月。すでに政府の言っている「7月末」の期限がすぎている。
それなのに「政府統計」では「7月末」で終了ということになっている。接種ではなく、「予約受け付け」が7月末終了ということだね。現実的には。
新聞などマスコミは、もっと情報をこまかく収集しないといけない。「個人」にまで対象を広げてニュースをつかまないといけない。
自治体発表は、自治体の都合にあわせて処理した情報にすぎない。

マスコミ批判、政権批判を中心に書いています。これからも読みたいと思った方はサポートをお願いします。活動費につかわせていただきます。