見出し画像

誹謗中傷の裁判をはじめて

YouTubeのコメントや掲示板などにものすごい数の誹謗中傷を書かれ、それ以外にも数々の嫌がらせ、脅しなどを受けてきました。
昨年夏には、危うくうつ病になりかけました。裁判を起こそうと決意したのは、昨年秋のことです。

こんにちは。YouTuberのやっちゃんねる(登録者14万3千人)です。
https://www.youtube.com/channel/UCGvPg3YvF3UBVGxsjwkl02A

このnoteでは、現在進めている誹謗中傷の裁判について書こうと思ってますが、私をご存じない方も多いと思うので、簡単に自己紹介すると、
・神奈川県小田原市在住
・工場派遣の時にYouTube始めた
・YouTube初めて3か月で10万人超えた
・誹謗中傷をものすごい受け続けている
こんな感じです。

今回、このnoteを書こうと思ったのは、2つ目的があります。
1.誹謗中傷の実態を知って欲しい。
2.誹謗中傷の裁判は、お金と時間さえかければさほど難しくない。

とはいえ、私のような弱小YouTuberにとって、訴訟にかかる100~150万くらいのお金はものすごい大きな負担になってます。
なので、大変申し訳ないですが、このnoteは有料の設定をさせて頂いております。ご支援いただけると嬉しいです。

私は、昨年(2020年)3月にYouTubeを始めました。
ちょうど、コロナが流行りだしたころで、多くの人が在宅勤務となり、YouTubeを見始めた人も多かったように思います。
私は、うまくその流れに乗ることができ、3か月で登録者が10万人を超えました。

YouTubeを始めた時、私は、石川県のとある工場で住み込みの派遣として働いていましたが、YouTubeの収入も増えて、結果的に昨年7月で派遣を辞めることができました。

公開した動画への暴言・嫌がらせ、誹謗中傷のコメントが多くなったのはその頃からです。
「派遣を辞めるな!」
「派遣辞めるなら登録解除します!」
「バカ!、アホ!、死ね!」
「生きる恥!」
「通信制大学出のバカ」
などなど。

誹謗中傷3

こんなのは序の口。もっとひどいのはたくさんありますよ!
ある時は、大学生の女性から「知的に問題あるから病院行った方がいい」こんなコメントをインスタに書かれたこともありましたね(笑)

誹謗中傷するのって、男性だけなのかと思ってたんですが、まさか大学生にそんなこと言われるとは思っても見ませんでしたよ。

私は、精神的に追い詰められ、動画を公開するのが怖くなり、鬱のような状態になりました。派遣社員を辞めた翌月(8月)のことです。

動画のコメントは、それでも可愛いもので、5チャンネルと言う掲示板には、毎日毎日酷いことが書き続けられていました。

それから私は、意を決して、誹謗中傷の裁判を起こすことにしました。裁判を起こそうと思ったのは、私だけでなく、いつも応援して頂いている視聴者様にも攻撃が及んでいったからです。

現在もまだ裁判中(次は損害賠償請求)なので、
①具体的な表現を少し曖昧にしている部分がある。
②損害賠償請求から先のステップはまた別のnoteに書く予定。
ということをご了承いただければと思います。

それでは、以下に詳細を記載していきたいと思います。

ものすごい数の誹謗中傷

誹謗中傷10

石川県に住んでいる時にYouTube始めたのですが、登録者8万人くらいまではものすごく楽しくて、ライブも頻繁にやってました。

ちょっとした嫌がらせみたいのはよくありましたが、さほど件数も多くなかったように思います。

暴言・嫌がらせ・誹謗中傷が多くなったのは、登録者10万人を超え、派遣社員を辞めてから、一気にこのようなコメントが多くなった気がします。

「派遣を辞めるな!」
「派遣辞めるなら登録解除します!」
「バカ!、アホ!、死ね!」
「生きる恥!」
「通信制大学出のバカ」

上の写真のようなものは大したことないですね。もっと酷いのはたくさんあります。

決定的にダメージを受けたのは、恋愛詐欺?結婚詐欺?みたいのにあった時ですね。
ある時、インスタのメッセージ経由で、「昔からずっとファンで、結婚を前提に付き合いたいのでぜひお会いしたい。」こんなメッセージが届きました。
「ちょっと怪しいな」と思ったのですが、インスタにも20個くらい写真アップしてたし、これなら大丈夫かなと思い、住まいを聞くと「大阪です」とのことで、大阪に会いに行きました。
待ち合わせの時間になっても、全然来ない。電話番号を教えるのは、どうかなと思っていたので、ずっとインスタのメッセージでやり取りしてました。

「今どこですか?」「もうすぐ着きます」これを3回くらい繰り返した後に、仕方なく電話番号を教えました。
それでも来なかったで、諦めてホテルに戻ると、着信が・・・
電話に出ると「騙されましたね」と男性の声が聞こえ、その時、私はようやく気付きました。
そう、「結婚・・」なんて言うのは全くの嘘で、電話番号を取るのが目的だったのです。

あとは、以前、福島県で工場派遣していた時、現場で仲良かった人で、ラインの交換もしたことある人が、ラインのやり取りを5チャンネルにさらしたり、同じ工場だった別の人も、ライブなどで嫌がらせのコメントを幾度となく書いてきました。

それ以外にも、
・私が住んでいるアパートの住所や写真
・弟の写真
・実家の住所や住まいの写真
などを晒したり・・・・・・書いたらきりがありませんね。

年始くらいは収まるかと思ったら、1月1日から今日に至るまで、毎日毎日掲示板に誹謗中傷を書き続けられています。
本当ご苦労様ですって感じですよね(笑)

裁判を起こすきっかけ

画像2

裁判を起こそうと思ったのは、私だけでなく、私以外の人間にも攻撃を加えるようになったからです。

ツイッターで、私がつぶやきをすると、数人の視聴者様がコメントをくれます。
そうすると、数人の悪質な人物が、コメントをした視聴者様に対して、嫌がらせのコメントをしたりメッセージをします。そういうのが昨年夏頃からずっと続きました。

そういうのが重なり、私は、仕方なく2カ月ほど前から、ツイッターを非公開にしました。

もう一つ、裁判を起こそうと思ったきっかけは、昨年9月に始めたstand.fm(ラジオ)での嫌がらせでした。
・嫌がらせのコメントを書く。
・コメントを書いた視聴者様に嫌がらせのコメントを書く。
・レターに嫌がらせのメッセージを書く。
・わざと難しい漢字を書いて間違えさせて、誹謗中傷仲間と共に喜ぶ。

こんな状態が4か月続き、stand.fmに問い合わせしても全く対応してくれず、仕方なく、voicyという別のラジオに移行することにしました。
voicyでは「コメントを承認制・非公開にできる」機能があったからです。

「毎日毎日時間をかけて、頑張って続けたことを、悪質な数人の人間が台無しにする」
こんなことが許されていいはずがありません。
私は徹底的に裁判で戦う決意をしました。

警察への相談

画像3

5チャンネルと並んで、もう一つの(嫌がらせ)掲示板である「好き嫌い.com」には、
「これからコイツをしばきにいきます。参加希望者待ってます 関東連合」こんな脅しを書かれたこともあります。
昨年11月のことです。

また、その時、車を買い替えたタイミングで、車のナンバーを特定しようと、自宅や近くのカフェなどを嗅ぎまわられていました。

今回は、身の危険を感じて小田原の警察署に相談に行きました。
その後も脅しがあったため、結局2回ほど警察に行きました。

警察に相談すると「警察に相談した」という実績つくりにもなるので、後々刑事事件になった場合を視野に入れての行動でした。
(警察でのやり取りについては、詳細を控えます)

専門の弁護士を見つけるまで

画像4

一番はじめに相談したのは、顧問の税理士から紹介された神奈川県の弁護士でした。
しかし、相談してから2週間たっても全く音沙汰がない。

「あれ?どうしたのかな?」と思い連絡してみると、どうやら誹謗中傷の裁判は専門外のようで、結局2週間の時間を無駄にしました。
それなら、はじめから「専門外です」と言って断ってくれればよかったのに・・・

私は、以前、会社勤めをしていた時に、不正調査の仕事をしていたことがあり、そこからたどって、専門の弁護士に連絡してみましたが、思うような回答を得られず・・

それから、知人に相談したところ、別の弁護士を紹介されて、ようやく専門の弁護士事務所にたどり着きました。

ここから先は

2,959字 / 3画像

¥ 800

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?