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私の光る君へ2


「光る君へ」今回も微妙な仕上がりでしたね。
京都を見下ろす高台での、父・兼家と次男・道兼のやり取りで、やっと初回に「なんでー??」の道兼サイコパス??の惨殺場面があり、平安きっての腹黒大臣・兼家がわが子の弱みを握っての、政権奪取に向かうという筋立てなんだと、わかりました。
しかし、兼家訳の段田安則氏をはじめ、本来腹黒そうな周囲の貴族のおじ様たちの役者さんが、もともとのほんわかいい人、どこか笑える人が多すぎて、大鏡に描かれた凄みがないままになるのかな~と、歯ごたえがありません。
道兼役の玉置玲央さんはしんどいだろう役を、よくやってると思います。道兼は「大鏡」花山天皇の退位・肝試し(道長の豪胆)に登場します。
高校時代の古典の教科書の範囲です。(誰も持ってないよね、そんなもの(笑)
超イケおじが演じても・・・と思っていた、藤原実資がロバート秋山さんだったので、どうやら今年の大河は「お笑い系」かなと思い始めました。
「因果応報」に縁どられた源氏物語の作者・紫式部を主人公に、あまりお笑い系だったことのない「NHK大河」がどういう風になるか、楽しみに見ようと思います。
「新選組」の例もありますから。


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