パパ二年生

最近読んだ本で良かったのが、細川貂々さんのツレはパパ〇年生シリーズ。
1年生から3年生まであります。私は今1歳の子どもを持つ親なので二年生ですね。

この本の特徴は、こどもの様子や子育てする上での大変さを文章とイラストですごく的確に、かつユーモラスに表現しているところ。
特にこどもの様子なんかは「これわかるわ~」と夫婦で共感しまくっています。

◯お尻を高くつき出して寝る
◯びっくりするくらいの高速ハイハイ
◯カベに頭を打ち付ける
◯電化製品のスイッチを押し続ける
◯してやったりの得意げな顔

…などなど。まだまだたくさんあるんだけど、
もう本当にあるあるすぎて爆笑でした。

意外とどこの赤ちゃんもおんなじなんだな〜と思ったのと、そういえばそういう話って他の現役の子育てママパパとしたことないな~ということ。
各家庭によって細かいところがきっと違うだろうから、面白そうだなあと思いました。

うちの息子くんは今日もよく遊びよく食べ、今はスヤスヤ眠ってます。

当たり前なんですが、赤ちゃんって本当に人間らしいというか、人間のカタマリというかなんというか。同じ人間なんだけど同じ人間には見えない、そんな存在です。

自分たちに赤ちゃんが授かるまで気がつかなったけど、赤ちゃんにはとっても「力」があります。「僕の人生これからだ!さあ、生きるぞ!」っていう姿勢は、文句なく私たちをひれ伏させてしまう何かがあります。そういうエネルギッシュな赤ちゃんと生活していると「ああ、生きてるってことだけだすごいのね」と素直に思えました。赤ちゃんてすごい

               引用 「ツレはパパ一年生」おわりに 貂々

上で言ってるように、生きてるってことがどれほど素晴らしいことか、どれほど奇跡的なことなのかということを子どもが改めて教えてくれたのは間違いありません。

・食べ物を食べさせる。
・水を飲ませる。
・服を着させる。
・排泄物を処理する。
・お風呂に入れる。
・睡眠を取らせる。

誰かの世話なしでは こどもはいとも簡単に死んでしまうことを、子育てを通してまざまざと実感させられている毎日です。「”生きている”という状態が継続してあるのは、色んな人が支えてくれているからなんだ」という極々当たり前のことを、毎日こどもが教えてくれています。そして、そうやって私自身も親に育てられたのだと思うと、自分の親への感謝も自然と湧き上がってきます。

大変なことが多いんだけど、この気持ち良さそうな寝顔を見るたびに、生まれてきてくれてありがとうという気持ちでいっぱいになりますね。(実際はたくさんイライラしてるんですが、それもまた経験ということで 笑)

うん、いい本に出会えました。
また時々読み直そうっと。

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