アトピーと楽しく向き合う、ことはじめ

私は小さい時に重度のアトピーだった。
全身包帯で巻かれており、幼稚園入学のときは制服が痛くて着られず、入園を断られた幼稚園もたくさんある。

3年間にわたる地獄のような温泉治療を終え、両親のたゆまぬ努力のおかげで今はほぼ完治しており、ついこの間までアトピーのことなど忘れていた。

が、しかし、仕事がいきなり忙しくなってきて、焦りも不安も増幅してしまっていたある日の夜から、突然、完治したはずのアトピーがぶり返した。

今回は首と腕、肘だけだったけれど、とにかく痛い痒いで、夜はほとんど眠れない。
元々痛がりなのに、これはたまらない。生きている心地がしなかった。

眠れないけれど、青白い顔で出勤し、なんとか仕事をこなしてフラフラになって帰宅する、そんな日々が続いた。

今の会社は上司に恵まれており、いろんな人が、どうした?大丈夫か?と聞いてくれた。
フラフラすぎて出勤できないときは、お休みをいただいてひたすら眠った。

このブログは、そんなアトピーと再会してしまった一女性が短期間でアトピーを克服していったお話。
今現在は、眠れないことはほとんどなく、ほぼ治療完了に近づきつつある。

アトピーは、たくさん患者さんがいるのに、全然治療法が確立しておらず、「死なない程度に」日々の幸せを奪っていく、難病です。

ステロイドも賛否両論あるけれど、小さな時の記憶から、私は絶対に使用したくなかった、ので皮膚科のお医者様ともぶつかったけれど、(それが正しかったかどうかはおいておいて)なんとか非ステロイドで治してきました。

アトピーは、これをすれば治る!というものはなく、このブログも参考程度になるかならないかだと思いますが、一人でもアトピーでつらい思いをされている方の気持ちが軽くなればと思い、公開します。

このブログが、アトピーで悩まれている多くの方の役に少しでも立てたら、少しでも生きる希望になるのなら、この上ない幸いです。

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