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勝手に君のそばであれこれと考えてる


先週、日本企業の開発コンサルタントが主催する研修に参加しました。内容は、SMC(みんなの学校プロジェクト)の再教育と算数の教え方についてです。

SMCの説明は割愛し、人の心を動かす研修に焦点を当て、まとめます。

1、自分自身を評価する
本研修では、研修の最初と最後に簡単なテストを実施し、研修内容の理解度を確認しました。このテストを通じて、参加者は自分の分からないところを理解し、研修中に質問をしたり、答えを探したりするようになります。

2、自発的に行動するように促す
今回のトレーニングでは、日本人コンサルタントのオーガナイザーはほとんど話さず、ひたすらサポートをしていました。 メインオーガナイザーはガーナのGESオフィサーです。そして、ガーナの担当者は、参加者に多くのコメントをする機会を与えてくれました。
トレーニングの途中で、参加者の一人が「お金がないからJICAからお金を支援してほしい」と言った。このような意見は、他の国でも聞かれることでしょう。しかし、ガーナの担当者は、「あなたの気持ちはよくわかる。でも、これはJICAのプロジェクトではなく、ガーナのプロジェクトなんです。ガーナ人にイニシアチブがある。自分たちの中にあるものでやるしかないんだ。」と。
内なる人がこのような発言をすることに意義があると思います。

3、研修のフロー
日本人コンサルタントのNさんから、「ワークショップをするときは、まず理念を伝えること。そして、その理念を理解したら、先生たちは、次は教え方、伝え方を知りたがる。その後、すぐにうまくできる人は少なく、ほとんどの人が「うまくできない」というストレスを抱える。そこで、その時に、ストレスの発散の場を設定します。発言したり、意見を聞いたりする中で、別の視点を得ることができるのです。」と伝えてくれました。

理念を伝える部分は吹っ飛ばしてしまいがちなので、研修をするときは意識したいです。
なぜ大切かをわかってもらうのは大事です。

4、心を動かす
例えば、ガーナでは先生の説明が長すぎるという問題があり、60分の授業で先生が40分も説明していることがあるそうです。
Nさんは2人の先生のビデオを撮ったのですが、片方の先生の説明が長すぎるのです。ビデオでは、先生が説明をしているときに子どもの姿が写っています。あまりに長い説明に、生徒たちは退屈しています。一方、もう一人の先生の説明は短い。説明した後、生徒はすぐに作業に取り掛かることができます。「どちらの授業がいいのでしょうか?」「一人一人の学習権を保障する授業はどちらでしょうか?」と、問いかけます。

次に、自分がもし次にワークショップをするならについて書きます。

1、自分自身を評価するためのアンケートを研修の前後で実施
例えば、Creative Artsにおいて大切にしたいことはなんですか。
A絵を真似すること
B一人一人の自己表現を大切にすること
Cアーティストを養成すること
(一つ一つの内容項目に意図があり、内容が洗練されていたので、項目については要検討)

2、順番を意識する
理念→方法→ガス抜き

2、現地の人をメインオーガナイザーに
カウンターパートやよいクリエイティブアーツの授業をすでに実践している先生たちに研修を引っ張って行ってほしい。

3、考える機会をつくる
この研修では、問いかけ、話合い、発表など、参加者に発言の機会が多く与えられていた。
「よい授業は教師の発言量が少ない」などともいうが、とにかく参加者に考える機会をたくさん与えていた。
自分の研修を振り返ってみると、今まで“伝える“ばかりの研修になってしまっていた。
研修の最後に学んだことを発表する機会などを積極的に取り入れた研修を行なっていきたい。

4、写真やビデオを使う
映像のインパクトはやはり大きい。心が動くその時を映像に収めるのは、中々難しいが、これからは、その瞬間を映像におさめられるように積極的に映像を撮りためていきたい。
子供がモデルの絵を真似をする授業と自由に生き生きと絵を描く時の表情の違い、
子供たちに主体がある授業、教師の子供たちを認める発言など

5、裏付けを学ぶ
写真やビデオでインパクトを与えた後にやる。
「ほらね、カリキュラムのここにも書いてあるでしょ。」と。
「データで示すとこんな感じ。ほら、結果が出ているでしょ。」は、効果抜群そうである。

自由に生き生きと描くことの大切さは、カリキュラムに書いてあるし、「そもそも今あるものをコピーする人材って必要ですか?」とか、問われたら、(必要ではある。だけど、)うっってなる。
そして、子供たちを認める発言が多い授業では、非認知能力が高まることもすでにデータで表されている。

裏付けを示すことで、説得力が増す。
そのためには、知識を自分自身が蓄える必要がある。

同じことはできない。
けど、今回学んだことと現場のことを掛け合わせて、理想と現実の間を探って、私も心を動かすようなワークショップを開きたいです。

最近、髭ダンの「subtitle」がめちゃくちゃ国際協力の歌に聞こえるのは私だけ(?)

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