ダメ男の野球こぼれ ♯22 ～やっぱ侍ジャパンを無視するわけにはいかないか～

何だかやけに虚無的なタイトルで申し訳ない。いや、本当は心の底から金メダルおめでとう！と言いたいのですが、これがね、どうにも言えないわけで。

と言っても甚だ個人的な話で、とにかく徹底的にタイミングが悪くて、ほとんど試合を見てないのです。
というか決勝以外は真っ昼間だもん。いくら定時出社のサラリーマンでないとは言えさすがに「全試合フルイニング」なんて金本みたいなことは無理ですよ。
まァね、とにかくアタシは「見てないものをバイアスとか想像で叩くのが大嫌い」なんです。叩くならちゃんと見てから。これは最低限の礼儀です。
つかそもそも金メダルを獲れたんだから、叩くようなことは何ひとつないんだけどね。

とは言えね、さすがに何も書かないってのもね。
まず、ま、これも厳密に言えば完全に試合開始からではないけど、ほぼフルで見た決勝だけの感想を言えば「さすがに戦力差がありすぎた」と言うことになりますか。
正直、日本だけがマジでやって、アメリカは手を抜いてるのに勝って何が嬉しいんだ、なんてくだらない意見がありますが、そんなの知ったこっちゃない。というか「真剣にやらない＝カッコいい」って中学生か。アメリカは厨二病か。

いやこれは一部のマスコミが勝手に言ってるだけで、たしかに戦力的には「メジャー以外の寄せ集め」だったけど、プレーしたアメリカ代表の選手たちは本当に懸命にプレーしてましたよ。だからそれは問題ない。
ま、とにかく、何でもいいから＜日本＞か＜野球＞をサゲたいんだろうな。それだけはわかる。別にサゲようとするのはいいけど、そんな厨二病なサゲ方すんなよ。アメリカに失礼だわ。

それはともかくね、アタシは始まる前に個人的な選抜メンバーを書き連ねましたが、終わってみればそこまでする必要はなかったっていうか、あの侍ジャパンのメンバーでも十二分に戦える大会レベルだったと思う。
別に言い訳じゃあないけど、初戦を途中途中見てね、ああ、もうこれ、たぶん優勝するわ、とわかった。後出しジャンケンみたいなことを言うけど、それくらい戦力差が歴然だったし、奇跡的な逆転勝ちとかもあったけど、あそこで負けてもどうにでもなる組み合わせだったし。
何しろたった6カ国ですからね。だからトーナメントというよりもほとんどリーグ戦で、ならば実力を考えれば日本で間違いないと。
となるとどうしても「何がなんでも見たい！」とはならないんですよ。中継を見れなかったのはともかく、スポナビの速報でさえそんな、かじり付いてってほど見てなかったもん。

ただ、さすがにさ、決勝で、8回に岩崎優が登板したのは凍りついた。何で平良やないねん！と叫びましたよ。いや例年の岩崎ならともかく、今年は本当にストレートが走ってなかったからねぇ。
しかしまあ、奇跡的にというか、たぶん今年一番出来が良かったと思う。んで岩崎のナイスピッチングがその裏の追加点を呼び込んだと思うしね。
マジでさ、8回を無事抑えた後は心底ホッとした。ああもうこれでゆっくり見られるわと。
たいしたもんだよ。本当にお疲れさん！

何にしろ、若干無理な起用もあったし、大野とかいろんな意味で大丈夫かなとは思うけど、兎にも角にも金メダルが獲れてよかった。それだけです。
あとひとつアタシから言えることは、誰も怪我がなくて良かったわ。本当にけがなくて良かった。打たれたけど青柳さんもけがねぇでよかったねェ。

♪ ハァドンドンパンパンドンパンパーン

もう書くことがないので歌で誤魔化した。んで誤魔化すために青柳さんにダシになってもらった。ごめんね。後半も○アレス→スアレスの継投頼むよ！